現場代理人 須加尾光男さん
管理技術者 永田広海さん
創業 昭和6年 「地域社会への貢献と お客様にご満足頂ける仕事の完遂」 をモットーに掲げている。 今後も次代のニーズに対応した 知識と技術を高めお客様にご満足頂ける 仕事をしたいと考えている。
今回の現場は、長野県から新潟県へかけて流れる一級河川千曲川(ちくまがわ)の長野県中野市岩井地区の築堤工事。施工するのは長野県須坂市に拠点を置く(株)北條組様。導入の経緯を担当営業に聞いた。「こちらの現場の第一条件は、全面的にICTを活用して施工を行うことでした。スマートコンストラクションでは3次元ドローン測量から3次元の設計データ、施工計画、そしてICT建機による施工、3次元出来形管理まで、i-Constructionを完全サポート出来ます!と提案させて頂きました。」と話した。また「(株)北條組様はICT施工が初めてで、不安を感じられていましたが、クラウド型プラットフォームの『KomConnect』が日々の進捗管理や工事全体の情報を一元管理出来たり、工事に関わる人が現場情報を共有しながら施工出来ることから導入を決めて頂きました。」とも話した。
実際に導入した感想を現場代理人の須加尾光男さんに聞いた。「従来なら1日3時間ほど丁張りを設置する作業が必要でしたが、今回は丁張が不要で体力的な負担が大幅に軽減されて、痩せずにすんだよ。」と笑顔で教えてくれた。また、「困ったらサポートセンタに連絡するとすぐに解決出来るのもいいね。」とも話した。オベレータに感想を聞いた。「マシンガイダンスに乗った事はありましたが、PC200iは全く違うね。設計データがキャビン内のモニタで見えることに驚いたよ。」 と話した。こちらの現場は長野県で初の“i-Construction”の工事となり、地域や関係機関の関心も高く、現場見学会を何度か開催したそうだ。見学会では、日々の出来形、出来高をタブレット端末で確認管理出来るKomConnectに多くの来場者が関心を持たれたそうだ。管理技術者の永田さんは最後に、「近い将来、AI(人工知能)などを利用した“無人化施工”が見えてきたね。」と話してくれた。
掲載月:2017年2月
創業 昭和6年 「地域社会への貢献と お客様にご満足頂ける 仕事の完遂」 をモットーに掲げている。 今後も次代のニーズに 対応した知識と技術を 高めお客様にご満足頂ける 仕事をしたいと考えている。