土木部 係長 小林篤史さん
創業 昭和15年 明るく住みよい環境づくりと、 多様化するニーズにお応えして。 みなさまの幸せづくりの お手伝いをいたします。
■■現場詳細■■ 長野県 天竜川修繕工事 現場範囲 河川 16,000m² 堤防の切れ目箇所を繋げる工事 【施工土量】盛土16,600m³ 【ICT建機】PC200i/D37PXi 【ソリューション】ドローン測量 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 小澤建設(株) 土木部 係長 小林篤史さん 私自身は過去に2回ICT活用工事の経験があります。2回目の工事ではPC200iを使用し、河川掘削を施工履歴データを用いて施工しました。その際に、スマートコンストラクションでは測量から検査までの全工程を一元で管理できることに感動し、好印象を持っていました。また、今回の工事で担当営業と打合せをした際に、コマツはサポート体制がしっかりしていて、トラブルが起こったときには迅速丁寧に対応してくれることを知りました。ICT建機を導入することにより、効率の良い施工を実現するだけではなく、安心安全な施工ができると考え導入を決めました。
■■導入効果■■ 小澤建設(株) 土木部 係長 小林篤史さん 今回ICT建機を導入したことで従来施工では測点でしか出せなかった丁張りも面で施工でき、丁張りの完全レス化を実現することができました。PC200iの精度の良さも相まって施工スピードが格段に向上し、丁張り設置の日数が7日削減できました。安全面においても手元作業員が不要になることで、建機と作業員の接触リスクを防ぐことができたため、非常に効果がありました。過去2回のICT活用工事でも工期短縮と安全面での効果は実感していたため、これからも積極的にICT活用工事に挑戦していきたいと考えています。今回の工事ではPC200iとD37PXiの2つのICT建機を導入したのですが、PC200iのモニタ画面で層を確認できたことに加え、土運搬距離が近かったこともあり、あまりD37PXiの効力が発揮できませんでした。ですから、またICT活用工事に挑戦する際にはスマートコンストラクションを利用し、ぜひD37PXiの効力も実感したいと思います。
掲載月:2021年12月