土木部 第一工事部長 吉江誠さん
直営型の施工体制 安定した経営基盤 優秀な技術者 新世が持つこれらの強みを基に、 横浜の街づくりに貢献していきます。
■■現場詳細■■ 神奈川県横浜市中区本牧 本牧ふ頭A突堤における物流施設形成のための道路整備工事 【施工土量】4,339m² 【ICT建機】 GD405(ICT施工機器装着車) 【ソリューション】レーザースキャナ ■■導入経緯■■ (株)新世 土木部 第一工事部長 吉江誠さん ICT活用工事は今回の現場が2回目で、非常に高い精度が求められる施工現場でした。ベテランオペレータが不在の中で人材不足問題に直面していて、解決策として熟練オペレータでなくとも施工ができるICT建機の導入が、必要不可欠な判断でした。他社からの提案もある中で、自社機がすべてコマツであること、何よりグレーダの性能を信頼していたことが選択の理由です。ICT建機の性能が本当に商品説明通りなら、工期は短縮されるはずだと考え、性能を「信頼する」という前提のもとコストを算出し、十分なメリットが得られると確信して導入を決断しました。
■■導入効果■■ (株)新世 土木部 第一工事部長 吉江誠さん 今回の現場は、縦断勾配0.3%のバーチカルのある道路整備工事で非常に難易度の高い現場でした。このような高い精度が要求される工程でしたが、グレーダの性能を信じていたため未経験の新人オペレータにグレーダを操作してもらいました。期待していたとは言え、その仕上がりは誤差がmm単位に収まるくらい綺麗でベテランオペレータが施工するよりも精度が高く、期待以上の結果に驚きました。一言で言うなら「優秀」な機械ですね。また従来施工の場合は手元作業員が3人は必要で、工期も1か月かかるはずだったところを手元作業員ゼロ、工期も半月で終えることができました。この人件費と工期の短縮は経費削減にも大きく影響しました。施工開始時、トータルステーションの設置場所に悩まされたりもしましたが、慣れてしまえば問題なく使用できました。今後もICT建機が有効な現場があれば使用したいです。
掲載月:2021年11月