星野智さん
安藤組は創立58年目をむかえる会社です。主に公共の土木工事をしています。特徴は一言でいえば愚直なほどまじめで誠実なところです。それは工事の評価点数にも表れています。市や県の工事において優良といわれる82点を超える成績を上げています。こんなところが発注者から信頼されています。小規模ではありますが、安藤組は社長を先頭に未来に向け前進を続けています。あなたも安藤組の一員となり、未来に向けて共に歩きませんか・・・
■■現場詳細■■ 新潟県長岡市 一級河川浄土川防安(3か年)掘削 河道掘削工事 台風19号による降雨で近隣区域が50㎝ほど水没したため、河川を掘削し、流れをよくする工事 【施工範囲】河川301.7m 【施工土量】切土15,500m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ レーザースキャナ 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ (株)安藤組 星野智さん ICT活用工事の普及が進む中、当社ではICT活用工事の施工実績がなく導入してみたいと考えていたところでした。今回の工事は水深1.5mの水中掘削を行う工事で、施工面の目視ができないため出来形管理方法を悩んでいましたが、スマートコンストラクションの担当者よりICT建機による施工履歴データを用いた出来形管理の提案を受け「これしかない!」と思い、導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)安藤組 星野智さん ICT施工のため、丁張りがないことに当初は不安を感じていましたが、いざ施工を開始するとすぐに不安が解消しました。マシンコントロール機能により確実に設計面まで掘削ができ、なおかつ各横断面の面と面が通っている非常に見栄えの良い法面となりました。 従来施工に比べて良かったことは、やはり丁張りが無くなったことです。設置する労力・時間が削減でき、丁張り設置中に建機作業を中断する必要も無くなりましたし、施工中は建機のモニタやアプリで進捗や仕上がりを確認できるので、大幅に生産性が上がりました。 安全面に関しては、丁張りの設置に伴う不安定な体勢での作業がなくなったことで、肉体的な負担や、それに伴う事故の心配がなくなりました。従来ではボートに乗り行っていた水中部の出来形測定も、施工履歴データを用いた出来形管理により測定が不要になりましたし、河川への転落事故の心配も無くなりました。今後も安全・安心な工事ができるよう、努力してまいります。
掲載月:2021年10月