土木課長 三好剛さん
創業70年を迎え、 誠意・創意・熱意をもって お客様及び地域社会から 喜ばれる建築物を提供していきます。
■■現場詳細■■ 鹿児島県薩摩郡 山崎地区河道掘削工事 大雨時に川の水位を下げて洪水を防ぎ、川の流れをよくする川内川の河川浚渫工事 【施工範囲】面積 2,600m² 【施工土量】掘削 6,100m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ペイロードメータ SMART CONSTRUCTION Retrofit 【使用建機】 PC200i/PC200 ■■導入経緯■■ (株)橋口組 土木課長 三好剛さん 近年ICT活用工事が増える中で、当社はこれまでICTでの施工実績がなく、以前から経験してみたいと思っていました。今回河道掘削現場を担当することになり、施工や管理方法を検討していたところ、担当営業よりスマートコンストラクションの提案を受けました。工事内容としてもICT施工に適していたことと、発注者からの後押しもあり、この現場で初挑戦することにしました。初めての取組みで不安があったので、現場からも近く、サポート体制の整ったスマートコンストラクションを導入することに決めました。
■■導入効果■■ (株)橋口組 土木課長 三好剛さん 今回ICT建機で施工を担当した熟練オペレータは、当初は操作方法や丁張りが無いことに戸惑いもあったようです。しかし2日程で操作にも慣れ、従来であれば手元作業員が1名は必要な法勾配確認作業も、オペレータが建機内のモニタ画面で3次元設計データを確認しながら1名で作業を進めることができて、とても楽だったと言っていました。また掘削した土の搬出もあったので、過積載防止対策としてレトロフィットキット装着のPC200を導入し、ペイロードメータを活用しました。ペイロードメータはバケットに抱えた土の量を自動で計測するので、オペレータは積込過ぎの心配や確認作業が軽減されました。管理者としては、積込時のデータがスマートコンストラクションアプリに反映されるので、日々の管理業務が楽になり、安心感も得られました。今回ICT施工を経験したことで私自身の不安も解消され、社内でも他現場担当者からのICT施工に関する質問にもアドバイスできるようになり、充実感を得られました。今後も新しい技術に積極的にチャレンジしていきたいです。
掲載月:2021年9月