工事部部長 宮﨑一さん
『経営理念』 顧客の『期待と信頼』に応えるために 常に人材の教育と技術の向上を図り 地域社会への貢献を通じて 会社の発展と社員の幸福を目指す
■■現場詳細■■ 熊本県 熊本市南区美登里町 一級河川 緑川の河川整備工事の一環の築堤工事 【施工距離】延長 130m 【施工土量】盛土 6,500m³ 法面整形 3,000m² 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】 PC200i/D37PXi/転圧管理システム ■■導入経緯■■ (有)八十建設 工事部部長 宮﨑一さん 今回は、私が担当した二度目のICT活用工事現場でした。盛土がメインの現場で、施工条件がICT活用工事に非常にマッチングしていたため、導入を検討していました。ICT活用工事を一度経験しているため、労務関係の削減や建機の操作に不慣れなオペレータでも無理なく施工できることも理解していました。導入にあたり数社から話を聞き、サポート内容はどこも遜色はありませんでしたが、一番の決め手はこれまで築いてきた『信頼関係』があったため、スマートコンストラクションのリピート導入を決めました。
■■導入効果■■ (有)八十建設 工事部部長 宮﨑一さん 前回は整地でICT活用工事を行い、今回は築堤工事ということで、前回とは工種やオペレータの技量も違いました。今回ブルドーザを担当したオペレータは、車両系建設機械の資格を持っているものの、現場での施工は未経験でした。初めてのICTブルドーザということで、最初の3日~4日は操作に戸惑っていて、見ていてやきもきしましたが、操作に慣れてしまえばブレードのリフト・チルト操作が不要でオート状態で施工ができ、仕上がりも排水勾配も綺麗に取れ、大満足の出来形でした。出来高に関してはダンプをかけられる量によって変わるため一概には言えませんが、通常は熟練オペレータで1日350m³施工できると良い方ですが、最高で1日500m³施工できた日もあり、とても良いペースで施工が進みました。弊社では今回のような現場条件であれば、またICT活用工事を取り入れようということになっています。未経験だったブルドーザのオペレータもICTブルドーザはいいね!と喜んでいたので、確実に自信に繋がっていると思います。
掲載月:2021年9月