作業所長 中原健介さん
創業 1946年 0へ挑み、0から挑み、 環境と感動を 未来へ建て続ける。
■■現場詳細■■ 神奈川県 川崎市 大型物流倉庫施設の建築基礎工事 【施工土量】盛土16,000m³ 切土35,000m³ 【ICT建機】 PC200i/PC128USi/D37PXi 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 東急建設(株) 作業所長 中原健介さん 以前、他の現場でICT建機を使用した経験があり、ICT建機の性能については知っていました。今回の現場は国内でも最大級の広さに入る現場であり、日々多くの重機やダンプトラック、作業員が配置されて稼働しています。その中で、人材不足やオペレータの技術の向上などは今後ますます避けられない課題となってきます。ICT建機は、操作する人によって作業効率が左右されず、安心・安全の両方で効果を発揮できる機械だと期待して、再び導入を決意しました。
■■導入効果■■ 東急建設(株) 作業所長 中原健介さん 従来機で施工する場合、掘削箇所の過掘りを防ぐため、作業員を配置して確認作業を行う必要があります。今回はICT建機を導入したことで確認作業が不要となり、作業員の負担軽減となりました。建機のオペレータは経験が浅く、作業員がいない不安から最初は恐る恐る作業していましたが、今では建機上のモニタに表示された図面を見ながら、サクサクと安定して作業しています。また、現場では事故防止に向けて様々な安全対策に取り組んでいますが、建機周りはどうしても最もリスクのある場所になってしまいます。しかし、建機周りの作業員配置を削減できるICT建機は、安全面で非常に効果的だと実感しました。ICT建機は費用面での課題はあると思いますが、安全性や作業効率の向上、建機自体の耐久性や燃費の良さなど、従来機と比較して良い点が多くあります。今後は、ICT建機の施工精度の更なる向上や、完全無人化施工につながる建機の登場などにも期待しています。
掲載月:2021年9月