環境建設部 施工管理課長 手島龍治さん
昭和39年9月9日 設立 Human Life・・私達の夢創り Human Communication ・・私達のふるさと創り。 そして、生きている街創りへ。
■■現場詳細■■ 熊本県熊本市南区白石町 渋滞を緩和し、安全で快適な道路環境の形成を図る国道501号(飽田バイパス)道路改良工事 【施工距離】延長 153m 【施工数量】盛土 1,200m³ 法面整形 550m² 【ソリューション】ドローン測量 スマートコンストラクションアプリ SMART CONSTRUCTION Drone 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ 九機工業(株) 環境建設部 施工管理課長 手島龍治さん 当社は舗装メインで施工しているため、道路改良工事の機会は中々ありません。今回は市のICT活用対象工事で数量的には少なかったのですが、法面整形で部分的に活用できることを担当営業から提案を受け、良い機会だと思い導入を決めました。また、当社では初めてのICT活用工事だったので、全体の流れを掴んで自分の現場を持つ際に役立てられるよう経験を積むという目的もあり、現場代理人を務める社員がPC200iでの法面整形を担当しました。
■■導入効果■■ 九機工業(株) 環境建設部 施工管理課長 手島龍治さん 導入したPC200i-11の機能である、オフセットをかけて余盛し、締め叩き作業、法面整形という一連の作業がモニタでの操作をせずにでき、作業効率がアップしました。熟練オペレータでなくてもキレイな仕上りで施工できるところが凄いと、純粋に感動しました。ICT活用対象は法面整形のみなので、本来ICT建機の使用は1週間ほどで良かったのですが、今回の導入は勉強という目的もあったので、1ヶ月建機を使用し、プレロードで高く盛られた盛土の路床掘削などにも活用しました。また、盛土の進捗確認にSMART CONSTRUCTION Droneを活用しましたが、短時間で測量から解析処理まで完了するので、進捗管理にとても役立ちました。今回の現場は数量的にも少なく、従来施工でもさほど手間のかかる現場ではありませんでしたが、起工測量から出来形測量までの一連の流れを窓口一本で体験することができ、最初の取り掛かりとしては丁度良かったと思います。次回はブルドーザやグレーダなどのICT建機も活用し、生産性の向上に繋げていきたいです。
掲載月:2021年8月