工事担当 松原亮太さん
創業 昭和9年 【企業理念】 [使命] 本間組は、 人と自然と文明の共存をめざし、 よりよい環境を創造する。 [姿勢] 本間組は、 創造的で活力あふれる行動を通じて、 限りない事業の可能性に挑戦する。
■■現場詳細■■ 埼玉県 比企郡 一級河川 入間川の堤防が洪水時に壊れないよう堤防を強くするために盛土を行う工事。 【施工土量】盛土 54,400m³ 【ICT建機】 PC200i 2台 D61PXi 2台 【ソリューション】 ドローン測量 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ (株)本間組 工事担当 松原亮太さん 本工事はICT活用の指定工事であることに加え、最近の土工事ではICT活用が主流となっているので導入したいと思っていました。コマツはレスポンスが他の会社より早く、起工測量から出来形測量まで窓口一つで対応可能なことから、スマートコンストラクションの導入を決めました。サポート体制がしっかりしていて、私自身、ICT活用工事の経験はあるもののまだ不明点や疑問点が多かったのですが、スマートコンストラクションでは初歩的な質問でも対応してもらえ、聞きたいことをすぐに聞ける人がいることは大変心強かったです。
■■導入効果■■ (株)本間組 工事担当 松原亮太さん 丁張りは切り出しの位置と法肩部分のみに設置し、それぞれ1日ずつ、従来の半分程度の工数で設置できました。丁張りが必要最低限となったことで、手元作業員が現場に一日中ついている必要も無くなり、ほとんどオペレータのみで施工できた他、オペレータからの問い合わせや現場に赴いての管理・確認作業などの工数も削減されました。また、特に現場が変わったと感じたのは、スマートコンストラクションアプリで日々の施工進捗の見える化ができたことです。アプリでは、施工した箇所に色が塗られていくので、進捗が一目で分かります。この施工進捗画面を毎日の朝礼での打合せに活用したところ、これまで言葉だけでは伝えにくかった部分も一目見てすぐに理解してもらえるようになり、打合せにかかる手間が削減されました。ベテランのオペレータですと自身の感覚頼りで作業する人もいるのですが、確実なデータがあることで納得して作業に取り掛かることができたようです。しっかりとした根拠を元に話ができるので、私たちも安心できました。
掲載月:2021年7月