取締役 工事第二部長 佐藤慎一さん
1964年創業 地域密着企業として 公共工事はもとより さまざまな工事に携わり 技術力の向上や労力を惜しまず 地域の模範となる優良企業を目指し 皆様と共にありたいと願っております 《企業宣言》 我が社は企業活動を通じ 地域社会における 生活環境の整備に貢献するとともに 人を大切にする 高付加価値企業を作り上げる
■■現場詳細■■ 長野県埴科郡坂城町網掛地内 現場名:千曲川網掛護岸災害復旧工事 受注者:(株)加賀田組 様 【掘削工】63,500m³ 【盛土工】2,700m³ 【法留基礎工】269m 【大型ブロック張】3,723m² 【根固めブロック(4t) 製作据付】917個 【仮施工】1式 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】 PC300i×2 PC200i D61i 【使用機械】PC350×2 アーキュレートダンプ(30t)×3台 ■■導入経緯■■ 五十嵐建設(株) 取締役 工事第二部長 佐藤慎一さん 今回の現場は工事工程が限定されており、次工程への引き渡しを迅速に行うためには、従来の丁張り施工では時間が掛かると考え、ICT施工を検討していました。スマートコンストラクションの測量から施工までを一元管理ができることに魅力を感じ、導入することにしました。
■■導入効果■■ 五十嵐建設(株) 取締役 工事第二部長 佐藤慎一さん 今回の現場は、2019年の台風19号により被災した護岸の復旧工事でした。現場面積が広いことに加え、土質も土砂ではなく玉石だったので、従来の丁張りによる施工・管理では膨大な時間と人員を要することが予想されましたが、ICT建機を使用することで、手元作業員ゼロ、丁張りゼロで作業することができ、安全管理・工程管理に効果が出ました。また、マシンコントロールによるアシスト機能でバケットの刃先が設計面に沿って動くため、切土法面及び床付面の深堀りを防止でき、熟練オペレータにも劣らない仕上がりで、出来形管理・品質管理に大きな効果が出ました。丁張りゼロで、測量から施工まで一連で現場管理ができ、管理側の負担が大きく軽減され、予定工程を大幅に短縮することができました。今回のような大規模な現場では、ICT建機、スマートコンストラクションの能力を十全に発揮できると思います。
掲載月:2021年5月