技術主任 小林淳さん
設立 昭和40年 社会資本・環境の整備を通じ、 地域社会へ貢献すると共に、 限りない社業の発展を目指す。
■■現場詳細■■ 新潟県 妙高市 猿橋地区 上越市と長野県飯山市を最短ルートで結ぶ国道292号の道路拡幅工事。広域ネットワークの強化、第2次緊急輸送道路としての機能強化を図るための整備 【施工範囲】8,000m² 【施工土量】切土11,000m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ (株)三原田組 技術主任 小林淳さん 今まで講習会などに参加をして、ICT活用工事について学び、機会があればICT建機を導入したいと考えていました。また、丁張り作業や測量作業での人手不足解消にも繋がると思い、今回初めてICT活用工事に挑戦することにしました。初めてのICT建機での施工なので準備段階から不安がありましたが、サポート体制がしっかりしていたので、スマートコンストラクションを導入することに決めました。
■■導入効果■■ (株)三原田組 技術主任 小林淳さん 導入当初はGPSの受信電波が弱く、ICT建機の座標設置に戸惑ってしまいましたが、すぐにGNSS固定局を提案してもらい、作業の遅れもなく施工を開始することができました。ICT建機を使用することで、掘削作業前の準備にかかる作業期間や、作業中の法線・高さ確認の工数が削減されました。建設機械周辺の手元作業がなくなったので、小段からの転落や建設機械との接触のリスクをなくすことができました。また、スマートコンストラクションアプリを利用することで、現場事務所からでも進捗状況をオペレータとヒートマップで確認したり、掘削作業の待ち時間なく作業を進めることで現場の効率化に繋がりました。最初は不安が多かったですが、実際の施工完了後の出来上がりに驚きました。今後も活用できる現場があればICT建機を導入していきたいです。
掲載月:2021年4月