代表取締役 栗山勝訓さん
工事部 工事長 大木東さん
昭和56年 設立 静岡市清水区にて 土木工事・土砂販売・産業廃棄物運搬・ 解体業を行っています。 地域社会と共に発展し、 重機土工のプロフェッショナル集団 としての誇りを持ち、 従業員の幸福と会社の永続を 目指しています。
■■現場詳細■■ 静岡県静岡市 令和2年度集落基盤整備庵原地区集落道開設1工事 畑を作るための整備工事 【施工範囲】 集落開設工 L=240m 畑面工 A=0.41ha 【施工土量】盛土3,990m³ 表土5,140m³ 【ソリューション】 3次元測量/3次元データ作成 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 駿河重機建設(株) 代表取締役 栗山勝訓さん 静岡県はICT活用工事に熱心に取り組んでおり、土木事務所では盛んに行われています。しかし、農林事務所ではまだ積極的には行われていません。農林事務所で、久しぶりに未来活動事業が再開され、今の時代に即しているICT施工を浸透させるため、ノウハウを提供したいと思いました。安全性・コストダウン・工期短縮等のさまざまなメリットがあることをたくさんの方に知って頂きたいと思い、施工努力として行うことを決めました。
■■導入効果■■ 駿河重機建設(株) 工事部 工事長 大木東さん 今回の現場は、施工範囲が広いうえに山を切り拓く険しい現場でした。従来の施工箇所へ丁張りをかけるために重たい丁張りセットを持ち、足場の悪い傾斜のある山を上がっていくことは、考えただけでもリスクがあり効率の悪いことでした。ICT建機を使うことにより丁張りが不要なため、建機だけが山を上がっていけば、すぐに施工に入ることができます。今まで数々の現場をICT施工で行ってきましたが、安全性の確保、監督の手間の削減が一番のICTの魅力だと改めて思いました。平場での畑面整形を行いましたが、精度が±1センチででき、綺麗な面を作成できたので水も一定に流れ、見栄えも素晴らしかったです。 弊社は、保有している複数台のICT建機をフルに活用し、ICTで施工可能な現場は全てICT施工で行っています。これからも、ICT建機の力を借りながら、安全で効率の良い仕事をしていきたいと思います。
掲載月:2021年4月