代表取締役 加藤雅彦さん
創業 1988年 安全第一。 当たり前のことを大切に。 公共工事・民間工事共に やり直しのない丁寧な仕事と プラスαを心掛ける。
■■現場詳細■■ 宮城県柴田町 阿武隈川河川敷運動場土砂撤去 台風の影響で流れ込んだ土砂を撤去した後の運動場を整地する工事 【施工範囲】28,000m² 【施工土量】切土100m³ 【ICT建機】D37PXi ■■導入経緯■■ (有)加藤土建 代表取締役 加藤雅彦さん 当初の施工予定では、台風の影響で河川敷の運動場に流れ込んだ土砂を盛土材として利用することが決まっていて、当社で鋤取り及び集積を行うものでした。しかし、集積した土砂には草が混じっていて、土砂の選別作業を追加で行うことになりました。雨天が多かったことに加えて、土砂の搬出時のローダーやダンプトラックの往来で運動場が傷んでしまったため、整地作業も追加になり、1か月だった予定の工期が大幅に延びてしまいました。当社にブルドーザの操縦に慣れた熟練のオペレータがいなかったため施工の効率アップに期待してスマートコンストラクションの導入を決めました。
■■導入効果■■ (有)加藤土建 代表取締役 加藤雅彦さん 今回の現場の施工を従来の方法で行った場合、工期は約10日間ほどかかる予定で、約17人工かかると見込んでいました。しかし、スマートコンストラクションの導入により、予定していた10日から5日に工期は半減し、さらに人工も17人工から5人工と大幅に削減することができました。また、ICT建機は自動ブレード制御機能が使え、必要な時にはモニタで設計面を確認しながら施工ができることに加え、丁張りの設置が不要なため、丁張りを壊してしまう心配もなく、手戻りの無駄も省けて非常に良かったです。何よりも、手元作業員が不要なことで、建機と手元作業員の接触リスクがなく、安全に安心して作業を行うことができたことに、とても感動しました。スマートコンストラクションを導入したおかげで、心配していた次の現場にも間に合わせることができました。今後も積極的にスマートコンストラクションを導入していきたいです。
掲載月:2020年11月