監理技術者 中澤徹太郎さん
オペレータ 竹岡郁人さん
『伝統が息づく「京都」に根を張り』 『建設業の未来を信じて』 上・下水道工事、河川改修、 空港・ダム・道路の建設など 公共性の高い工事を中心に、 多岐にわたる業務を行っております。 平成30年度 国土交通大臣より i-Construction大賞を受賞しました。
■■現場詳細■■ 京都府 桂川横大路下島地区河道掘削工事 【掘削土量】46,700m³ 【ソリューション】Everyday Drone ■■導入経緯■■ (株)吉川組 監理技術者 中澤徹太郎さん 今回の工事は、京都府を流れる1級河川(桂川)の治水対策の河道掘削工事でした。ICT建機は以前から導入していて今回で5現場目となります。i-Construction対象の現場なので、従来通りPC200iとD37PXiを導入する予定で、今回新たな取り組みとして、Everyday Droneも導入することにしました。河道掘削工事であることから、日進土量の把握と、河川増水時に施工が終わっている箇所が洗掘されてしまった場合に、弊社の施工管理として、どのように対処できるか検討する必要があったためです。また、最短30分で現場が見える化され帳票類も簡単に作成できると聞き導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)吉川組 監理技術者 中澤徹太郎さん 今回の現場では、日々の作業終了後にEveryday Droneで測量を行いました。その結果、今までは個別に計測しないと把握できなかった仮置きした土砂の数量管理、作業エリア全体の施工進捗、そして前日との数量比較が簡単に素早くデジタルで把握できたことに毎日感動していました。Everyday Droneを導入する以前の施工では、毎日天気のことばかり気にしてしまい、早く終わらせるために内心焦りながら日々施工をしていましたが、導入後には、施工進捗も施工のエビデンスも見える化されたデジタル帳票類が有るため、安心しながら工事を進めることができました。 毎日の施工実績が残せるため、多少の雨天でも、増水しなければ中断しなかった施工も、即座に中断することができ、作業員の安全、現場の安全管理に大いに貢献することができました。
掲載月:2020年8月