工事部 五十嵐英昭さん
1947年1月 創業 土木工事・建築工事をメインに、 総合建設業として、宮城県を拠点に 創業以来、一貫して技術本位・ 品質重視の経営に努め、地域社会に 貢献してまいりました。
■■現場詳細■■ 宮城県 広瀬川河道整正工事 大雨の増水による氾濫を防ぐ為に、堆積した土砂を撤去する工事 【施工範囲】40,000m² 【施工土量】 盛土2,400m³ 切土15,800m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ (株)本田組 工事部 五十嵐英昭さん 当社は、2017年に一度ICT建機を使用したことがあり、今回の導入は二度目でした。2018年からは積極的にi-Constructionへの取組みを開始し、対象工事への入札を本格化しています。私の担当する現場でICT施工をするのは初めてで不安がありましたが、コマツIoTセンタ 東北のセミナに参加し、全体の流れを理解することができました。また事前の打ち合わせで、施工の始まりから終わりまでサポートしてもらえることを知り、導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)本田組 工事部 五十嵐英昭さん 今回の現場は、川の外側に堆積した土砂を撤去する工事で、40,000m²と広範囲に及びます。 従来の施工の場合、現場を進めるごとに丁張りの設置作業が必要となり、膨大な時間と手間がかかります。ICT建機を導入することで、掘削の度に精度を確認していた業務が不要になったので、その煩わしさから解放され、大幅に人員と工数を削減することができました。また初めての導入で、ICT施工の精度に少し不安がありましたが、予想以上に誤差が少なく安心して工事を進めることができました。工事の途中で、台風や大雨の被害を受けましたが、施工履歴データによる出来形管理を採用しておりスマートコンストラクションアプリに被災直前までのデータが保存されていたため、発注者との打ち合わせをスムーズに行うことができました。
掲載月:2020年8月