事業部 平山圭太さん
創業1957年 【未来を見つめて】 【業界のエクセレントカンパニーを目指して】 今日までの60年の実績をもとに、 未来を見つめて、人と自然環境の 調和を目指しております。
■■現場詳細■■ 千葉県旭市 バイパス道路を新設する工事 【施工範囲】約15,000m² 切土法面4,210m² 【施工土量】掘削60,000m³ 【ソリューション】スマートコンストラクションアプリ ドローン測量 Everyday Drone 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ 遠藤建設(株) 事業部 平山圭太さん 会社としては、初めてのICT活用工事です。周りの現場からマシンコントロールICT建機の評判を聞くこともあり、以前から興味はありました。今回の工事は60,000m³の大規模な掘削工事のため、スマートコンストラクションなら、丁張りと作業員を減らすことができ、現場の生産性向上が見込めると判断をして導入を決定しました。また、Everyday Droneを活用することで、現場全体の土量を把握して無駄のないスケジュールを組むことにも繋げようと考えていました。
■■導入効果■■ 今回の現場は、カーブが掛かった切土法面のため、従来施工では5m間隔で丁張りを設置しなければなりません。長さ7m、高さ5mの法面であり、丁張りの設置には非常に工数もかかり、常に安全を意識しながらの作業となります。今回はICT建機を活用したことで、丁張りをかける手間も減り、次々と掘削作業が進められ、掘削工程は予想より1ヵ月も短縮することができました。また、スマートコンストラクションアプリにも非常に驚きました。掘削箇所の断面がクラウド上で見れることで、設計面までの高さの確認に毎日活用していました。スマートコンストラクションアプリでは、3次元で立体的に図面が表示されます。この図面データを印刷し、現場作業員にも配り、複雑な形状部分の完成イメージを全員で情報共有することにも活用できました。Everyday Droneによる進捗確認も、1時間後にはスマートコンストラクションアプリに反映されるので、リアルな進捗管理を行うことができました。
掲載月:2020年6月