工事担当部長 鎌仲 恭孝さん
創業 大正8年 【社是】 「和 誠実 創意」 社員の安寧と幸福を希求し、全社一体となって、顧客満足度の最大化を図り、良質かつ機能的な建設物の整備を通して21世紀の地域づくりに貢献します。 http://www.hironogumi.jp/
■■ 現場詳細 ■■ 北海道 上川町 石狩川砂防事業の内黒岳沢川第一号堰堤除石外工事 堆砂容量を確保し、土砂災害から国道39号及び層雲峡温泉街を保全するために、堰堤堆砂域の除石を実施する工事。 【施工範囲】 10,000m2 【施工土量】 掘削 29,000m3 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ Everyday Drone 【ICT建機】PC200i ■■ 導入経緯 ■■ (株)廣野組 工事担当部長 鎌仲恭孝さん 元々はペイロードメータが装備されているコマツの新型ICT油圧ショベルに興味があり、現場で後付けの作業をしなくても使えるのはラクで良いなと思っていました。今回の現場は、雨が降ると土砂崩れが発生してしまう河川現場でしたので、Everyday Droneを活用すれば日々変化する地形をしっかり把握できるのではないかと思い、導入に至りました。
■■ 導入効果 ■■ (株)廣野組 工事担当部長 鎌仲恭孝さん ICT建機を導入したことにより作業の効率化に繋がりました。丁張りの設置作業や、手元作業員が不要になるため安全に施工できるのは勿論のこと、丁張り待ちや手戻り作業も無くなりました。また、現場監督が指示を出さなくてもオペレータがモニタを見ながら土の動かし方を考えて施工ができるので初心者でも簡単に施工できる機械だと思いました。今回の現場でICT建機を操作したオペレータは、「毎日施工前にICT建機の刃先確認作業を行うことで、高精度の施工が可能になるよ」と話しています。また、従来の方法だと非常に時間のかかっていた進捗管理が、Everyday Droneを使うことで1時間もかからずに完了することに驚きました。細かい計測が不要になったため、その時間を他の作業に充てることが出来るようになり、生産性が向上しました。
掲載月:2020年3月