工事部長 茂木教生さん
創業 1965年 茨城県潮来(いたこ)市に拠点を置き、 主に河川堤防や護岸工事および上下水道の配管工事などを手掛ける。 平成30年度 i-Construction大賞 優秀賞 受賞
■■現場詳細■■ 茨城県 利根川の高水敷に繁茂する樹木の伐採及び、維持修繕工事。 大規模災害に対する生活の安全を確保する国土強靱化計画の一環。 【施工範囲】 伐採範囲 61,500m² 【ソリューション】 Everyday Drone スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 水郷建設(株) 工事部長 茂木教生さん 今回の現場は、木や雑草の伐採工事です。伐採する面積によって工事の金額が決まるために、面積の把握が必要になります。伐採エリアには木だけでなく3mほどの草も生えていて従来の計測作業だと大変な工数が発生することが予想できました。スマートコンストラクションの現場進捗が把握できるEveryday Droneを活用することで伐採エリアの面積が簡単に短時間で把握できることを知り、計測作業の効率化を期待して導入を決めました。
■■導入効果■■ 水郷建設(株) 工事部長 茂木教生さん ピュッと10分程度ドローンを飛行させるだけで現況データを取得出来ました。従来の方法だと、木や草が生い茂る伐採エリアを重い測量機を担ぎながら計測する作業が必要となります。さらに夏場の作業でしたし、野生動物が出現する危険性もありました。今回、Everyday Droneを導入した事で、伐採エリアに入る労力をかけずにスピーディに現況を把握することができました。その現況データをスマートコンストラクションアプリに反映させて画面上で伐採エリアを囲うだけで簡単に面積が算出できて、従来とは比較できないほどの速さに驚きました。また、打合せでも手元に現況のデータがあるので、いつでも確認ができてテンポよく話が進みました。 Everyday Droneのおかげで測量にかかる労力とコストが従来の5分の1程度で済んだと感じています。今後も新しい技術を積極的に導入し、現場に適した使い方で、生産性を向上させていきたいです。
掲載月:2020年3月