土木部 第二部長 竹田大さん
創業 1953年3月 新潟県上越市大潟区に本社を構える。 「豊かな社会のお手伝い」を モットーに掲げ、建築・不動産・除雪と 幅広い分野において 地域に貢献しております。 地域の皆様に愛される企業 必要とされる企業を目指します。
今回の現場は、新潟県上越市と南魚沼市をつなぐ高規格道路の上沼道の一部区間を建設する道路工事。水分の多い地域に道路を建設するためのサーチャージ盛土という工事だそうだ。施工するのは上越市大潟区に本社を置く、西田建設(株)様。導入の経緯を土木部第二部長の竹田大さんに聞いた。「こちらの現場はi-Construction対象だった事と、施工する土量が多い事もあり、ICT施工を検討していました。スマートコンストラクションにした決め手は3次元ソフトなど多額の初期投資が無くてもスマートコンストラクションアプリでデータを確認出来ることや、i-Constructionのプロセスを最初から最後までサポートしてくれることです。」と教えてくれた。この現場には、PC200iとD65iを導入し、ブルドーザには転圧管理システムを搭載したそうだ。
導入した感想を竹田部長に聞いた。「PC200iは、設計図面通りに作業機が制御されて、誤差がほとんどなく、精度の高さに驚きました。丁張レスで工数は減りましたし、モニターで刃先の位置が確認出来るので便利でした。スマートコンストラクションアプリでは日々の進捗が確認出来るのが良かったし、ブルドーザは簡単なレバー操作のみでとても楽に施工が出来ましたよ。」と教えてくれた。また、「法面整形は、オペレータの技術も少し必要だったので、慣れるまでに少し時間が掛かりましたが、高さ確認の為に建機を乗降りする必要もなく使いやすかったですね。今回の現場はダンプの制約がありましたが、ダンプの台数を増やす事ができればもっと工期短縮に繋がったと思います。」とも話した。転圧管理システムについて聞くと、「地盤の沈下量を算出しながら施工しなければならなかったので、サーチャージ盛土工事では、ICTブルドーザでの転圧が不可欠になると思います。」と教えてくれた。
掲載月:2018年10月