現場責任者 竹田哲明さん
創業 明治30年 「地域社会への貢献と生活環境の向上」 をモットーに長野県を中心に 施工する土木会社。
今回の現場は長野県佐久市を通る中部横断自動車道の延長547mの道路建設工事。 施工するのは同県に拠点を置く松本土建(株)様。スマートコンストラクションを導入した理由を、現場責任者の竹田哲明さんに聞いた。「以前よりICT建機に興味があり使ってみたいと考えていたところ、タイミングよくこちらのi-Constructionの現場が決まりました。何社か候補はありましたが、スマートコンストラクションなら起工測量から3次元設計データの作成、そして出来形測量までICT活用工事を最初から最後まで任せられることを知り、スマートコンストラクションに決めました。」と教えてくれた。また、「初めてのi-Constructionの現場で不安がありましたが、スマートコンストラクションの多くの実績に安心できました。」とも話した。
「事務作業の効率が上がったよ!」と笑顔で話すのは現場責任者の竹田さん。詳しく導入した感想を聞くと、「スマートコンストラクションアプリは凄いね。現場に行かなくても事務所のパソコンから現場の状況が把握できるようになり、日々の進捗管理が断然に楽になりました。現場に足を運ぶ回数が3分の1くらいに減ったので事務作業が捗りました。 また、データのやり取りにも驚きました。アプリを通して3次元設計データがICT建機に転送され、すぐに施工が開始出来ました。設計変更が発生した際も、最新の設計データをICT建機に転送する事ができ、現場を止めることもなかったよ。」と教えてくれた。また、「ICT建機は丁張が不要で、誰でも同じ精度で施工ができて最高だね。導入していなかったら、凄さもわからなかったよ。スマートコンストラクションが普及することで、若者や女性が建設業界に増える事が期待できますね。」と話した。
掲載月:2018年3月