代表取締役社長 江口充さん
現場代理人 長谷川恵章さん
創業 大正10年 小松市を拠点に 「地域の安心安全」 「人々の豊かな暮らし」実現の為に 土木工事を通じて貢献し続ける。
今回の現場は、石川県小松市の広さが、70,000m²(2区画合計)の産業団地造成工事。施工するのは同市に拠点を置く(株)江口組様。代表取締役の江口充さんに導入の経緯を聞いた。「ICT建機は以前より知っていましたが、導入する機会がありませんでした。 今回、i-Constructionの工事を受注しましたので、スマートコンストラクションの導入を決めました。」と教えてくれた。また、「今回は広い現場ですので、従来の建機で施工すると丁張りの設置に時間と人手、またコストも掛かります。ICT建機を使用することで効率の良い施工に期待しましたが、会社として初めての取組みでもあり、期待通りの効果がでるのか不安でしたが期待以上の成果で大満足です。」と話した。
「すぐに施工に取り掛かれたよ!」と話すのは現場代理人の長谷川恵章さん。詳しく聞くと、「この広さの現場になると、丁張り設置作業にも数日は掛かります。 ICT建機での施工では丁張りが不要になるため、その分早く施工が開始できました。今回の現場は工期が短かったため助かりました。」と教えてくれた。 導入した効果を聞くと「土を盛る工程で、高さを確認するためのトンボという目印を設置します。管理に重要なこのトンボは、時には施工の妨げにもなり、誤ってブルドーザで倒すこともありました。都度、設置し直していましたが、ICT建機ではその作業もなくなりました。法面掘削でも切出し時の手元作業員や、オペレータの建機を降りての位置確認も不要となり、安全性が向上し、建機の作業も止めることがなくなりました。立会い検査時には、スマートコンストラクションアプリをタブレットでスマートに活用しましたよ。」と笑顔で話した。
掲載月:2017年12月