所長 三宅弘さん (元請:(株)大本組)
所長代理 藤崎烈光さん
創業 昭和61年12月 お客様の 信頼、満足、感動を 獲得するために、 日々、新しい材料、管理手法の 開発に取り組む。
今回の現場は、岡山県笠岡市の面積が100,000m²の造成工事。施工するのは、岐阜県に本社を置く(株)東洋スタビ様。 軟弱な地盤をセメントを用いて強固な地盤にする為に、自社で保有している土質改良機のスタビライザーを用いて地盤を改良し、ICT建機で仕上げる施工だそうだ。所長代理の藤崎烈光さんに導入の経緯を聞いた。「前回、スマートコンストラクションを導入した現場では、油圧ショベルしか乗ったことがなかったオペレータが、ICTブルドーザで設計図面通りに精度よく仕上ることができ、とても便利な建機だと感じました。今回の現場は大規模造成工事でしたので、ICTブルドーザを導入することで、少しでも効率よく進めたいと考えて、導入を決めました。」と話した。
「精度の高さに驚いたよ。」と話すのは、元請(株)大本組 所長の三宅弘さん。「広い造成現場で、設計通りに施工するには測量を繰り返して高さを管理します。ICT建機は丁張りを設置しなくても、建機の位置やブレードと設計面との位置関係がわかるので、丁張を設置する手間が省けました。光学測量器でも、測量器から200mも離れると誤差が出てしまいますが、ICT建機はどこにいても正確な高さで施工ができることに驚きました。 藤崎所長代理に導入した感想を聞いた。「スタビライザーを2台使用した当現場では、普通のブルドーザではスタビライザーの施工に追いつく事は出来ません。ICTブルドーザのD37PXiは施工能力が高く、思った以上にスムーズに施工が進みました。建機の周りでオペレータに指示を出す作業員もいなくなって安心して施工ができ、安全性も向上するね。」と話した。最後に藤崎所長代理は「安心できるサポート体制もあり、工期内で順調に完工しましたよ。将来はもっと操作が楽になるといいね。」と笑顔で話した。
掲載月:2017年12月