課長 鈴木孝則さん
オペレータ 中嶌 聖さん (工藤建設工業(株)様)
千葉県柏市に二拠点を置き 道路工事を核として造成まで 幅広い土木工事を手掛ける。 舗装の直営班は30代と若く、 この仕事に夢と希望を託す。
今回の現場は、千葉県北西部に位置する柏市の造成工事。広さ9,000m²を整備するのは、柏市に拠点を置く(株)コスモ工業様。導入の経緯を課長の鈴木孝則さんに聞いた。「今回の現場でスマートコンストラクションを導入するのは3回目になります。初めて導入した当時は、オペレータ不足で悩んでいた頃でもあり、いいタイミングで担当営業からスマートコンストラクションの話を聞きました。ICT建機でオペレータ不足を補えるのではないかと導入し、PC200iは期待通り精度の高い施工をしてくれました。その時に、ICTブルドーザの施工性にも興味を持ち、一度、使ってみたいと考えていましたので、この現場にD37PXiを導入しました。」と教えてくれた。
「すばらしかった!」と話すのは、実際にICTブルドーザに乗った工藤建設工業(株)の中嶌聖さん。「ブルドーザにはよく乗りますが、ICTブルドーザは、操作に違和感もなく、楽に運転できるので本当に驚きました。」と教えてくれた。鈴木課長に導入した感想を聞いた。「丁張を設置するには、3名の作業員で測量して、丁張りを設置していく事になります。この現場規模になると、設置する丁張りの数も多く、測量して設置する作業に時間もかかりとても大変なんです。ICTブルドーザを導入したことで、その手間から開放されました。 ICTブルドーザを使うと、施工速度も上がり、当初計画に対し、大幅な工期短縮に繋がりました。ICTの活用では、工期短縮や現場の安全性向上というメリットがありますが、若い人達からも興味を持ってもらえる現場になると思います。」と話した。
掲載月:2017年10月