監理技術者 山口卓也さん
オペレータ 小林保仁さん
鳥取県倉吉市の総合建設会社 技術と機動力を発揮し、 国土交通省から 工事成績優秀企業に認定。 新しい事に果敢に挑戦。 今回のPC200iの導入も、 『新しい事へのチャレンジ!!』 として導入を決めた。
今回の現場は、鳥取県倉吉市を流れる天神川の河道掘削工事。川に堆積した土砂を除去して水位を下げ、大雨による洪水を防ぐための工事だそうだ。施工するのは鳥取県に拠点を置く(株)井中組様。監理技術者の山口卓也さんに導入した経緯を聞いた。「ほかの現場でICT建機のPC200iは導入したことがあり、今回は2回目です。初めてICT建機を使った現場では精度の高さに驚きました。今回の現場はICT活用工事ですので、丁張レスで高い精度の施工をするICT油圧ショベルを上手く活用し、生産性が高い施工をするためにスマートコンストラクションを導入しました。」と教えてくれた。ICT活用工事ということで注目も高く、工事関係者や地域の建設業の方々、80名を招いた現場見学会も開催されたそうだ。
導入した感想を監理技術者の山口さんに聞いた。「従来の河道掘削は、川に入り丁張の設置作業をしたり、川を積止めして水を抜いたりと非常に手間や時間がかかってしまいました。ICT建機を導入したことによって丁張を設置することなく図面通りの掘削がマシンコントロールで施工できるので、準備の手間が減り時間の短縮にもつながりしました。工期も順調です。」と笑顔で話した。PC200iのオペレータ小林保仁さんに感想を聞いた。「前回の現場でもPC200iに乗ったので2回目ですが、初めての時と比べて操作にも慣れました。スムーズに操作が出来るようになり施工スピードが上がりました。何度乗ってもICT建機はすごいと実感します。」と教えてくれた。最後に「スマートコンストラクションを導入したことでコスト面だけでなく現場の安全性が飛躍的に向上しました。今までの常識を覆されます。」と監理技術者の山口さんは話した。
掲載月:2017年8月