土木部長 更科久義さん
オペレータ 高橋正晴さん
大正11年創業 三条市の建設会社。 仕事を通じて 地域社会に貢献することが使命であり、 信頼を第一の仕事を大切にしている
今回の現場は新潟県三条市を流れる島田川の護岸工事。施工するのは、市内に拠点を置く(株)中村組様。導入の経緯を土木部長の更科久善さんに聞いた。「PC200iを使用した以前の現場では、手元作業員なしに設計図面通りにマシンコントロールで安全に施工を進めることが出来たので、ICT油圧ショベルは今後も活用していこうと思っていました。今回は、仮設の鉄骨の上で建機を稼働させる現場なので、建機の足場には鉄板を敷いて施工します。仮に施工に修正が必要になれば、鉄板の掛け直しが発生するので高精度に施工が出来るICT油圧ショベルが必要でした。」と教えてくれた。担当営業は、 「更科部長は以前から、現場の生産性向上のために新技術を取り入れて行きたいとの考えをお持ちでした。私よりも知識が豊富なので勉強させてもらっています。」と笑顔で話した。
導入した感想をオペレータの高橋正晴さんに聞いた。「PC200iで施工している途中、刃先精度確認以外の検測や確認は特に行いませんでした。施工後の測量では、基準値内の精度で仕上がっていて何の問題もなく工事は完了しました。ICT油圧ショベルの高い精度には今回も驚きましたね。」と話した。更科部長は、「施工手戻りがあると、建機が移動できるように鉄板を敷いて移動させます。鉄板を移動して施工をやり直す作業が無くなったのは本当に助かりました。それに雨の日が2.3日続き、水が濁ってしまったこともありました。従来施工だと施工面が見えないので作業を一時中断しますが、ICT建機は施工面をモニタで確認しながら作業が出来る為、作業が止まる事がありませんでした。」と笑顔で話した。オペレータの高橋さんも、「水中掘削は楽でした。最初は半信半疑でモニタばかり見てしまいましたよ。」と教えてれくれた。
掲載月:2017年8月
大正11年創業 三条市の建設会社。 仕事を通じて 地域社会に貢献することが 使命であり、 信頼を第一の仕事を 大切にしている