監理技術者 丸山明文さん
現場代理人 井上浩邦さん
昭和25年 創業。 岐阜県内をはじめ、道路や河川、トンネル 工事、公共施設のほかリフォーム工事まで 手がける総合建設業。 「汗出せ 知恵出せ まじめに働け」 という社訓のもと市川工務店及びグループ会社7社を含めて「カンチグループ」と称し さまざまな地域貢献活動に参加している。
今回の現場は、岐阜県各務原市を流れる一級河川・木曽川の樋管(ひかん)改築工事。洪水対策のために既設樋管を取り壊し新たに大きい樋管の付替え工事だそうだ。施工するのは同県に拠点を置く(株)市川工務店様。導入の経緯を監理技術者の丸山さんに聞いた。「昨年、護岸工事の現場でICT油圧ショベルのPC200iを使用しました。そこで丁張が不要で安全性の高い現場を体感し、今回は堤防掘削の現場で使用したいと考えました。今回は地中に埋まっている樋管を3次元データで把握し、ICT建機のマシンコントロールで掘削することで、埋まっている樋管に傷を付けずに施工が出来るのかどうかも検証したい。」と教えてくれた。担当営業は導入当初について話した。「すでに、オペレータさんはPC200iを使いこなされていましたので、データ転送から施工開始までとてもスムーズでした。」
PC200iの感想を現場代理人の井上さんに聞いた。「すぐそばに川が流れているので丸い自然石(玉石)が多い現場でした。その為、法面掘削の為の丁張を設置しても崩れてしまう可能性もある現場でした。仮に、この地盤に丁張の設置作業をしていたら、2人で1週間ほど掛かっていたと推測されます。 PC200iを導入したことで、手間が減り工期短縮に繋がりました。それに安全に出来ただけでなく、法面も綺麗な仕上がりでした。埋まっている樋管もマシンコントロールのおかげで樋管の間際まで施工することが出来た。」と話した。また、「クラウド型オープンプラットフォームKomConnectは、簡単に書類を共有できることもメリットだけど、スマートフォンで日々の盛土量や掘削量が画面上で一目で分かるから施工進捗の管理がしやすかったよ。」とも現場代理人の井上さんは教えてくれた。
掲載月:2017年7月
昭和25年 創業。 岐阜県内をはじめ、 道路や河川、トンネル 工事、公共施設のほか リフォーム工事まで 手がける総合建設業。 「汗出せ 知恵出せ まじめに働け」 という社訓のもと市川工務店 及びグループ会社7社を含めて 「カンチグループ」と称し さまざまな地域貢献活動に 参加している。