土木主任 妹尾祐樹さん
(株)吾平重機土木 様 オペレータ 假屋正輝さん
鹿児島県大隅半島を中心に 建築から舗装工事まで手掛けます。 <社訓> 『郷土が誇る企業をつくる』 社員一丸となり 地域に信頼される企業を目指しています。
今回の現場は、鹿児島県東部に位置する大隅半島を通る東九州自動車道の志布志市から大崎町まで約400mの延長工事。 施工をするのは同県の肝属郡肝付町(きもつきぐんきもつきちょう)に拠点を置く、山佐産業(株)様。土木主任の妹尾祐樹さんに導入の経緯を聞いた。「以前より担当営業にスマートコンストラクションの話は聞いていて、マシンコントロールのICT建機を使ってみたいと思っていました。今回の現場は、人手の確保が難しく、少ない人数で施工計画を立てる必要があり、現場管理と事務作業の両立が大変になることが容易に予想されました。 そこで、国土交通省からもi-Construcitionが発表されているし、会社としても人手不足に悩んでいましたので、ICT活用工事を早く取り入れ、現場全体の工数の削減にも繋がってほしいと期待し、導入を決めました。」と教えてくれた。
「心配していた人手不足の問題が解消しましたよ。」笑顔で話すのは、妹尾土木主任。 詳しく話を聞くと「少ない人数での現場は1人当たりの負担が多く大変でした。今回、D37PXiを導入したことで、丁張設置が無くなり、建機の周りの作業員もいなくなったことで安全の確保ができ、安心して現場を任せる事が出来ました。KomConnectで、事務処理しながらの現場進捗の確認が出来るようになりましたので、余裕が出来ました。」と教えてれた。オペレータの假屋正輝さんにD37PXiの感想を聞いた。「日々の刃先確認や操作も慣れてしまえば面倒な事はありませんでした。衛星の関係で、高さの誤差が出る事もあり、心配でしたので光波で精度を確認しましたが高い精度で施工できていて安心しました。」と話した。「また使用したいと思います。自分もですが、若手にも経験を積んでいってほしいです。将来の現場は無人化になるかもね。」と最後に妹尾土木主任は語った。
掲載月:2017年5月
鹿児島県大隅半島を中心に 建築から舗装工事まで 手掛けます。 <社訓> 『郷土が誇る企業をつくる』 社員一丸となり 地域に信頼される企業を 目指しています。