関場建設(株) 現場代理人 杉元博美さん
日栄建機(株) オペレータ 新井田末治さん
明治40年の創業、 福島県を中心に 技術を磨き、数多くの土木、 建築工事を手掛ける 多くの実績を持つ総合建設会社。 「地域とともに豊かな人間環境の未来をつくる」を目標に、技術の研鑚、新工法へ チャレンジを続けている。
今回の現場は平成30年5月に福島県南相馬市原町区で開催予定の全国植樹祭式典(天皇陛下が復興の記念樹を植樹される式典)の会場建設に伴う造成工事。施工を担当するのは、福島県に拠点を置く関場建設(株)様。導入の経緯を現場代理人の杉元博美さんに聞いた。「今回の現場は設計図面を見た時点で、変化のある勾配があり、複雑で難易度の高い現場だと分かりました。丁張を設置し施工する従来の工法だと、精度を出す為には多くの手間と時間が掛かると見込まれました。そんな時に担当営業よりICT建機のD61PXiを提案してもらいました。 もともと、ICT施工に関しての知識はあったものの、丁寧な説明を聞くうちに今回の現場こそスマートコンストラクションを導入することで生産性の高い現場になると考えました。それに、毎日現場をサポートしてくれる万全な体制にも魅力を感じ導入を決めました。」と教えてくれた。
ICT建機D61PXiで実際に施工した日栄建機(株)の新井田末治さんに感想を聞いた。「つい最近まで回転レーザーを用いるブルドーザで施工していましたが、回転レーザーの三脚を毎日セットするのに手間が掛かり、強風時には三脚が倒れるなどの問題もありました。ICTブルドーザD61PXiだと毎日、簡単なディリーキャリブレーションをした後、ブレード刃先の座標を確認をするだけなので、回転レーザーをセットする手間も省け、運転後の疲労も軽減されました。」と話した。また、「楽に操作でき施工スピードもアップし、なによりも仕上がりの精度が良いことに感動しました。傾斜部の整地も綺麗に精度良く仕上がりました。複雑な現場をこの素晴らしい機械で施工できて一生忘れない現場になりました!」とも笑顔で話した。こちらの現場では熟練オペレータとマシンコントロールブルドーザでより生産性の高い施工を実現させたそうだ。
掲載月:2017年4月
明治40年の創業、 福島県を中心に 技術を磨き、数多くの土木、 建築工事を手掛ける 多くの実績を持つ 総合建設会社。 「地域とともに豊かな 人間環境の未来をつくる」 を目標に、技術の研鑚、新工法へ チャレンジを続けている。