現場監督・工事長 大戸英司さん
オペレータ 梶山雄平さん
創立65年の総合土木建設会社。 造成工事はもとより、道路・トンネル・橋梁 などの交通網の整備、河川・ダム等の治水対策から上下水道やビルの基礎工事などの 都市基盤の整備まで、多岐にわたる 社会資本の整備をしている。 「すぐに実行する、必ず最後までやり遂げる、 全員で取り組む」をスタイルに、 次の時代を目指して初心を忘れず、 日々努力と向上心を持っている。
今回の現場は、岡山県岡山市の広さ40ヘクタールのメガソーラ建設に伴う造成工事。施工するのは大阪府に本社を置く壺山建設(株)様。現場監督の大戸英司さんに導入経緯を聞いた。「こちらの現場を受注した当時は、繁忙期だったので人手が不足していました。何かいい手立ては無いかと考えていた矢先に担当営業からICT建機導入の提案をして頂きました。これからの建設現場は情報化施工が主流になるだろうとの話を耳にしていたこともあり、この現場に導入しようと決断しました。」と話した。大戸現場監督は3D-CADソフトも扱い、3次元測量のデータも大戸現場監督が自ら変換したという。担当営業は「現場監督が3次元データの扱いに慣れていたこともあり、ICT建機の導入がスムーズでした。」と笑顔で話した。
実際にPC200iを使った感想を、オペレータの梶山雄平さんに聞いた。「最初はモニターの見方が難しく感じたけど、使っているうちに慣れてきたよ。ICT建機は設計図面を取り込んでいるから、施工の精度も高いし、溝掘り作業がとても楽だったよ。特に深い水路の掘削には力を発揮すると思うよ。」と教えてくれた。大戸現場監督は、「施工中に設計変更がありましたが、従来の施工だったら、目印となる、トンボ・丁張りを撤去し、再度、測量して設置が必要なので、とても手間がかかっていました。ICT建機は設計データを変更し、車両に取り込むだけで済むから、無駄な時間が無くなりましたね。ブルドーザもスムーズに施工してくれました」と話した。最後に、「今後も道路改良や造成の現場があるから、ぜひまたICT建機を使って効率の良い現場にしたいね」と大戸現場監督は今後への期待も話した。
掲載月:2017年3月
創立65年の総合土木建設会社。 造成工事はもとより、道路・トンネル・橋梁などの交通網の整備、河川・ダム等の治水対策から上下水道やビルの基礎工事などの都市基盤の整備まで、多岐にわたる社会資本の整備をしている。 「すぐに実行する、 必ず最後までやり遂げる、 全員で取り組む」を スタイルに、次の時代を 目指して初心を忘れず、 日々努力と向上心を持っている。