係長 小鹿泰稔 さん
宅地造成をはじめ、 マンション建築工事など、 総合建設業として幅広く仕事を手掛け 「自社一貫施工」を強みとする同社。 物件販売時までも見据え、お客様に 魅力を訴求できる施工にこだわり、 多くの現場でその行き届いた管理が 評価されている。
今回の現場は横浜市中区の造成工事。住宅街に囲まれた約2,000㎡の造成で、高低差が33メートルある現場だ。施工するのは、東京都中野区に拠点を置く理興建設(株)様。導入の経緯を係長の小鹿泰稔さんに聞いた。「最近は急傾斜地の現場も多く、精度の確保には神経を使っていました。そんな時に担当営業より、ICT建機が位置情報や設計情報を持ち、設定した高さでバケットが止まるという話を聞いたことで興味を持ちました。」と話した。「導入当初は半信半疑で心配もありましたが、新しい施工技術に対する好奇心の方が勝ってましたね。 今まで、何往復もしていた現場内移動や何回も必要だったレーザーレベルの据えつけが、ICT建機を導入することで手間が省かれ、精度も確保出来る。『ICT建機は絶対に役に立つ!』との期待感がありました。」と教えてくれた。
「精度を確保し、管理する。それは監督、管理者として当たり前のことなんだけどね。」と謙遜気味話す小鹿係長に実際に導入した感想を聞いた。「ICT建機はバケットの刃先がどこにいるのか、常に位置を教えてくれるので安心感がありましたし、PC128USiにより現場の”当たり前”が変わってしまいました。」と話した。現場の当たり前について尋ねると、「膨大な量の図面を持ち歩く必要がなくなった事や、 掘り過ぎる心配もないので、レベルで常に測る必要もなくなったよ。」と教えてくれた。結果、管理者及び作業員が最少人数になったそうだ。最後に、「正直ここまで精度が出るとは思わず、検測で二重チェックしていたけど、ほぼ一致しているので驚いた。ICT建機の何よりもの魅力だね。PC128USiは当社にとって今後の強みになるだろう。次の現場ではブルも使ってみたい」と話した。
掲載月:2017年1月
宅地造成をはじめ、 マンション建築工事など、 総合建設業として幅広く 仕事を手掛け 「自社一貫施工」を 強みとする同社。 物件販売時までも見据え、 お客様に魅力を訴求できる 施工にこだわり、 多くの現場で その行き届いた管理が 評価されている。