現場代理人 渡部秀樹さん(左) オペレータ 佐藤庄司さん(右)
工事主任 鈴木敏浩さん
「真心のかよう郷づくり」 を基に地域社会に貢献できる信頼された企業を目指し全社員一丸となり取り組んでいる。今回の施工は、国土交通省 東北地方整備局 郡山国道事務所 会津若松出張所 「最初」 のICT施工となる。
「ICT建機の可能性を丁寧に説明してくれたよ。」と話すのは福島県会津若松市に拠点を置く三立道路(株)工事主任の鈴木敏浩さん。導入の経緯を聞いた。「この現場は会津坂下町49号線沿いの小規模盛土の工事です。当初は会社で保有している油圧ショベルでの施工の予定をしていましたが、現場に来る担当営業のスマートコンストラクションの話を聞いているうちにどんどん興味が湧いてきたんだ。」と教えてくれた。担当営業にも聞いた。「訪問したときに現場の設計図面で油圧ショベルの施工箇所を確認させて頂き、この現場はICT建機の性能を発揮出来ると見込まれたことと、過去に同様の現場で効果が出た事例があったため、是非使用して頂きたいと思い提案させて頂きました。」と嬉しそうに話した。
「思った以上の高い精度に驚いたよ!」と話すのは現場代理人の渡部秀樹さん。「もっと大きい現場ならもっと良さが感じられたかもね。慣れて調子が出てきたところで終わっちゃったよ。」とも話した。オペレータの佐藤庄司さんにICT建機の感想を聞いた。「ブルドーザのブレード両側からこぼれた土を均す作業は、自分の経験上、油圧ショベルで施工した方が早いと考えて、建機を用途別に使用していました。ICTブルドーザでは1台で効率よく順調に工事を進める事が出来ました。」と話した。佐藤さんはオペレータ歴が長く、ブルドーザの施工には慣れていたそうだ。鈴木主任は最後に、「手元作業員が減ったことで現場がより安全になり、工事も順調に進みました。ICTブルドーザの効果は社内でも話そうと思います。」と笑顔で教えてくれた。
掲載月:2016年12月