現場代理人 清水裕介さん
1998年 設立 人材育成に注力し、 建設業界の課題解決に 取り組んでいきます。
■■現場詳細■■ 東京都 新宿区 新道路の開通に向けた、切土工事及び 高低解消のための擁壁設置工事 【施工土量】切土2,920m³ 【ICT建機】D61PXi 【ソリューション】 ペイロードメータ SMART CONSTRUCTION Fleet SMART CONSTRUCTION Retrofit ■■導入経緯■■ リアル建設(株) 現場代理人 清水裕介さん 今回の工事はダンプ積載量の管理が厳しく、過積載防止の機能は必須と考えていました。ICT活用工事は初めてだったので、様々な会社から話を聞いていましたが、コマツでは建機搭載型のペイロードメータがあることを知りました。最初は高品質だが高価格というイメージがありましたが、ペイロードメータ込みのコスト比較では他の会社とあまり変わらなかったため、それならば品質に安心感のあるコマツでICT活用工事に挑戦しようと今回のスマートコンストラクションの導入を決めました。
■■導入効果■■ リアル建設(株) 現場代理人 清水裕介さん ICT建機の導入で丁張りいらずの施工を実現できました。また、従来施工では丸1日かかっていた出来形測量もレーザースキャナを使用し2時間で完了したため、施工効率が向上し工数の削減に繋がりました。安全面では丁張りレスにより手元作業員が不要になったため、建機と人の接触リスクが低減しました。さらに、今回はICT建機だけでなくSMART CONSTRUCTION Fleetも併せて利用したのですが、ダンプの位置情報がリアルタイムでわかるので、誘導員が適切に誘導できて、誘導なしでダンプが現場に入るリスクもありませんでした。真夏の現場だったのでダンプの位置が分かることで作業員の効率的な休憩にもつながり、熱中症予防にも効果がありました。今回のICT活用工事により発注者の方もICTに強い興味を持たれたようで、工期中に2回も見学に訪れていました。今後も機会があればスマートコンストラクションを利用し、ICT活用工事に積極的に挑戦していきたいです。
掲載月:2021年12月