工事係長 橋口信親さん
創業 昭和43年12月 【品質方針】 顧客要求事項を十分把握し、 安全性・信頼性の高い製品を 常に改善・改革に努めながら提供する
■■現場詳細■■ 鹿児島県鹿児島市中央港新町 鹿児島港(中央港区)港湾機能高度化施設整備(R2の1工区) バスの大型駐車場整備(道路改良)工事 【施工範囲】 面積 6,000m² 【施工土量】 掘削 1,930m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ SMART CONSTRUCTION Retrofit 【使用建機】PC128USi/PC200 ■■導入経緯■■ 日研高圧平和キドウ(株) 工事係長 橋口信親さん 今回の現場は、特記仕様書にICT施工の記載があり、面積も広かったため、丁張り設置の手間や検測作業を考えるとICT建機を使用した方が良いと思いました。以前から米盛建設グループではスマートコンストラクションを導入していて、ICT活用工事の全てのプロセスに対応していることと、導入した現場担当者からの評判も良かったので、当現場でも導入を決めました。
■■導入効果■■ 日研高圧平和キドウ(株) 工事係長 橋口信親さん マシンガイダンスのPC200レトロフィット機を導入したことで、建機に搭載されているタブレットに設計面が映し出されるため、粗掘削作業では深掘りに注意しながらスムーズに作業できました。オフセットで1cm高めに施工し、その後マシンコントロールのPC128USiで仕上げの鋤取りを行い、今までの経験から土砂の搬出にダンプが10台ほど必要という予想をしていましたが、6台ほどで済んだ点も良かったです。今回は丁張りを設置していなかったので、丁張りを壊す心配もなく、何も気にせず掘削作業に集中でき、手元作業員も必要なかったので接触のリスクが軽減され、安全面の向上にも繋がりました。 また、スマートコンストラクションアプリは、作業後にオペレータ2名と掘削の進捗状況確認に活用しました。その日の掘削土量が数値化されているので、オペレータの士気も上がり、オペレータ同士でコミュニケーションが取れて現場の雰囲気も良かったです。今後も積極的にICT施工に取組み、特に法切り作業で使用してみたいです。
掲載月:2021年11月