工事部 本山貴之さん
1977年 創業 安心・安全を第一に 従業員一丸となって 「技術」の向上を目指し 良いものを創り 社会に貢献する会社。
■■現場詳細■■ 埼玉県 志木市 一般国道254号 和光富士見バイパスの道路改良工事 【施工土量】 盛土 500m³ 切土 2,000m³ 【ICT建機】PC200i 【ソリューション】 ドローン測量 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 紀和建設工業(株) 工事部 本山貴之さん 近年、埼玉県でもICT活用工事が推奨されていますが、当社ではまだ実施したことがなく興味がありました。ゼロからの知識で不安な中、担当営業がICT活用工事について一から教えてくれたことから、サポート体制がしっかりしていて安心して任せられると思いました。人員不足の状態で工事を進めなければいけない中で、ICT建機を導入することで人員削減・人件費削減を実現できる点や、安心・安全を第一に、効率的に作業できることが決め手となり、上司と相談し導入を決定しました。
■■導入効果■■ 紀和建設工業(株) 工事部 本山貴之さん 本現場を従来機で施工した場合、作業員が4人、工事期間が2週間程かかりますが、ICT油圧ショベルを導入したことで作業員が2人、工事期間が1週間に短縮でき、人員不足の悩みが解消されました。また、ドローン測量によって現況のデータを3次元で簡単に作成できるので、従来行っていた大量の書類の確認が不要となり、他の作業に工数を回すことができました。また、建機上のモニタで現場の進捗状況が分かるので、確認のために都度建機から昇降することも無くなり効率的に施工ができました。実際にICT油圧ショベルを動かしてみて、設計面でバケットの刃先が止まり、深堀りせずに掘削できることに感動しました。安全面での効果としては、丁張りがいらず手元作業員が不要になり安心・安全に作業できました。社内でもICT建機を動かしてみたいと話題になり、従来機で施工しているほかの現場の作業員がICT建機の試乗に来て、設計面に合わせてバケットの刃先が止まったり、水平に動いたりする様子に驚いていました。今後の現場にもICT建機の情報を水平展開し、安全性と作業効率の向上のために積極的に導入していきたいです。
掲載月:2021年9月