工事部 新井萌生さん
工事部 満山修司さん
創業 1905年 創業以来110余年の 歴史を持つ建設会社 新たな時代に向けて、 地域の皆様から 愛され続ける会社を目指します。
■■現場詳細■■ 埼玉県 さいたま市 一級河川 芝川の河川改修に伴い、地盤改良工を実施する工事 【施工土量】掘削 約7,300m³ 【稼働建機】PC200 【ソリューション】 ドローン測量 スマートコンストラクションアプリ SMART CONSTRUCTION Retrofit ■■導入経緯■■ 島田建設工業(株) 工事部 新井萌生さん 弊社は、これまで埼玉県のICT活用工事を実施していますが、私自身が担当する工事でICTを活用する機会はありませんでした。本工事が対象工事だったことでICT活用工事の実施を検討していた際に、コマツが保有するICTに関する技術と知識が最も信頼できると判断し、今回のスマートコンストラクションの導入に至りました。また、スマートコンストラクションを採用した上長からも「コマツは良いよ」との助言もあったことも採用した要因です。
■■導入効果■■ 島田建設工業(株) 工事部 満山修司さん 導入前にオペレータより、『マシンコントロール機能の操作方法に馴染めない』との声があったことから、マシンコントロールによる制御機能よりも、オペレータ自身の技術力を生かしマシンガイダンス機能を採用することで、「ICT+ヒトの技術力・意欲」の相乗効果があるだろうと考えました。そこで、PC200レトロフィットを現場へ導入し、実際に施工したところ、すぐに私自身のイメージが確信へと変わりました。施工を開始した直後は、10m間隔で丁張りを設置し、施工実績を確認していましたが、PC200レトロフィットの施工実績が設計面通りに仕上がっていたことから、それ以降の丁張りの数を大幅に減らし、オペレータはモニタが示すライン・数値を信頼して施工ができ、オペレータの技術力を思う存分発揮できました。オペレータは丁張り設置を待たずに施工を継続できるので、従来工法よりも3割ほど施工進捗が改善されました。このように素晴らしいICT技術を活かすことができるのも、ヒトの技術力ですので、今後も最高の技術を掛け合わせた「相乗効果」を実現させます。
掲載月:2021年7月