土木部課長 福田兼章さん
明治15年創業、昭和27年創立 広島を拠点に大型土木工事・ 建築を手掛ける。 経営理念 より美しく、明日へ。 <美しく>とは、 「技術・品質・誠意」の調和の とれた製品をつくることをいう。
■■現場詳細■■ 広島県東広島市八本町町 令和2年度安芸バイパス八本松IC第5改良工事 【施工範囲】30,000m² 【施工土量】13,000m³ 【ソリューション】 SMART CONSTRUCTION Retrofit スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ (株)鴻治組 土木部課長 福田兼章さん 今回の現場は東広島市八本松宗吉から広島市安芸区上瀬野町上瀬野を結ぶ延長7,7kmの道路工事でした。今回もICT建機を導入する予定でしたが、操縦するのはベテランオペレータだったため、マシンガイダンスでも十分に作業ができ、施工の効率化も見込めると判断し、従来機に装着するだけで簡単にICT施工ができるレトロフィットキット機を初めて導入することに決めました。
■■導入効果■■ (株)鴻治組 土木部課長 福田兼章さん SMART CONSTRUCTION Retrofitを従来機のPC128USに装着して、すぐにICT施工を始められました。法切の切り出し部分では、最低限の丁張りの設置が必要になりますが、床付けのトンボ丁張りが全く不要になったので、工期や工数が大幅に削減できました。丁張り削減や手元作業員の削減は安全の確保にも大きくつながります。また、3D-マシンガイダンスの画面表示がされる建機内のモニタで設計面までの高さやバケットの角度も一目で確認することができます。ベテランのオペレータが作業したことで、より正確にスピーディーに作業ができて、施工効率が更にUPしました。 今後も、現場の工種やオペレータの技量に合わせてICT建機とレトロフィット機を使い分けしながら、より生産性の高い現場を実現していきたいです。
掲載月:2021年7月