土木部 課長 佐久間直和さん
1949年 設立 ー 東蒲原とともに 創業70年 ー
■■現場詳細■■ 新潟県東蒲原郡阿賀町を流れる新谷川の堆積してしまった土砂を撤去する工事。 【施工延長】200m 【施工土量】4,500m³ 【ICT建機】PC200i 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ (株)三川土建 土木部 課長 佐久間直和さん 3年程前からICTという言葉を耳にするようになりました。会社としてもICT関連の講習会に参加していて、これからは土木の業界でもICT施工が標準的になると思っていました。別現場でICT施工の採用が決まり、いつか自分も経験したいと思っていたところ、河床掘削工事を落札し、担当することになりました。水中部の掘削はとても大変なので、ICT施工でやってみようと迷うことなく決めました。初めてということで不安もありましたが、導入実績が豊富なことに加え、サポートセンタなどのフォロー体制も充実しており、安心感がありました。施工の始まりから終わりまで全体でサポートしてくれる点に魅力を感じてスマートコンストラクションを採用することに決めました。
■■導入効果■■ (株)三川土建 土木部 課長 佐久間直和さん 今回のオペレータは入社8ヶ月と、現場が始まる2ヶ月前に車両系の資格を取ったばかりの新人オペレータでした。大型ショベルでの施工は初めてだったことに加えて、水中部の見えない箇所を掘削しなければならない、とても難易度の高い現場でした。しかし施工が始まるとICT建機の機能を駆使しながら1人でどんどん掘っていくので驚きました。スマートコンストラクションアプリで建機のモニタが見れたのは便利でした。不慣れなオペレータなので、どう施工したら良いかと頻繁に相談の電話があったのですが、アプリで建機のモニタをみながら遠隔で指示ができました。もし都度現場に呼ばれていたら自分の仕事ができませんでしたね。今年は大雪が降り現場にも影響がでました。雪の中で丁張りをかけるのはとても大変ですが、ICT建機であれば、雪さえやめば積雪の中でも施工を再開することができたので工期が短いなかでも施工を終わらせることができました。
掲載月:2021年6月