工事部 嶋田仁志さん
1988年 設立 社員一人一人が 最大限の能力を発揮し、 産業の発展に貢献します
■■現場詳細■■ 福岡県糟屋郡篠栗町 多々良川河道掘削工事 川底に溜まった土砂を取り除く工事 【施工延長】160m 【施工土量】掘削4,000m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ (株)廣田建設 工事部 嶋田仁志さん 当社がスマートコンストラクションを導入するのは、今回が2現場目です。1度目は、社長の常に新しいことにチャレンジするという強い気持ちからの導入でした。前回の現場でICT建機が簡単な操作で精度良く施工できることを体感していたので、今回のような河道掘削現場にはもってこいだと思いました。導入するにあたり、従来通りに人員を2名つけてレベルを見ながらの施工と、最初のセッティングに多少手がかかるかわりに、その後は管理が楽なICT建機での施工とどちらが良いかを総合的に判断し、スマートコンストラクションのリピート導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)廣田建設 工事部 嶋田仁志さん 従来では2人1組でレベルを見ながら施工を進めていましたが、今回は、ICT建機に3次元設計データを入れているので、オペレータ1名で施工することができました。従来のように高さを見るために建機に近寄ったり、レベルを使用する必要もなくなったので、人員を2名削減できたのと、接触リスクのある作業に気を遣わずに済み、精神的にも楽になりました。私も何度かICT建機の操作をしましたが、設計面にバケット刃先が当たると自動停止し、あとはアームレバーを引くだけで設計面をなぞるように動いてくれるので、とても楽でした。何よりも、従来のように高さの管理に気を遣わずに済んだので、状況写真を撮ったりする管理者としての作業が軽減されたことがとても嬉しかったです。また、以前コマツIoTセンタ 九州でマシンコントロールブルドーザに試乗した際、性能の良さに感動したので、造成工事などがあれば是非導入したいと思っています。そして、マシンコントロール油圧ショベルで法切り作業を行うことも楽しみにしています。
掲載月:2021年5月