代表取締役 菅野泰助さん
土木本部 土木部 工事課長 石川清徳さん
■品質方針■ 当社は「高品質」こそお客さまの 信頼を得る基本と考え、 品質追及の輪を広げます。 ■環境方針■ 当社は環境保全の重要性を認識し、 地域・地球環境の維持向上に努めます。
■■現場詳細■■ 福島県伊達郡川俣町 震災からの復興と帰還を加速させるためのふくしま復興再生道路の整備をする工事 【施工範囲】延長340m 面積2,600m² 【施工土量】19,200m³ 【ICT建機】 GD405(ICT施工機器装着車) ■■導入経緯■■ 菅野建設工業(株)土木本部 土木部 工事課長 石川清徳さん これまでICTをはじめ、様々な新技術に会社全体で積極的に取り組んできました。今回、舗装工事を施工するにあたって高い技術力が必要となるため、出来栄えが満足いくものになるかという課題がありました。そこで、最新型のICTグレーダを使用して、課題を克服しよう!やってみっぺ!のチャレンジ精神で導入を考えました。今のところはオペレータも作業員も足りてはいますが、5年先を考えると人手不足が顕著になると考えられるので、先を見越しても活用する意義があると思い導入を決めました。
■■導入効果■■ 菅野建設工業(株)土木本部 土木部 工事課長 石川清徳さん 以前までのグレーダは立位姿勢で操作するのが当たり前でしたが、新型グレーダは座って操作ができるようになり、オペレータの疲労軽減に繋がりました。オペレータは30代前半の中堅オペレータでしたが、自動制御によって複雑なブレード操作が少なくなり、慣れてしまえばとても楽に施工できたと話していました。従来施工では、5mピッチで丁張りをかけるためオペレータの感性やセンスによって出来栄えが変わりますが、ICT建機による施工では若年層オペレータでも全体的に均等に綺麗に仕上げることができ、従来施工にはない出来栄えの良さを実感しました。また、設計面から+25mm等、任意の数値を入力できるオフセット機能を使って、締固めによる沈下量を想定しながら施工を進めることができました。これからも高い費用対効果が出ることに期待をもって、時代の最先端技術にチャレンジしていきたいと思います。
掲載月:2021年4月