執行役員 土木統括部長 赤城雅寛さん
オペレータ 宍戸誠さん
昭和32年創業 “快適な生活を営む空間の創造” 日常の暮らしや職場をより価値的で 豊かに過ごせる空間を創り、提供する 新しいコンセプトLife Creatorを めざします。
■■現場詳細■■ 福島県会津坂下町 河道に溜まった土砂を掘削し、河川の氾濫を防ぐための工事。 【施工範囲】 延長350m/面積32,000m² 【施工土量】掘削7,400m³ 【ソリューション】 SMART CONSTRUCTION Retrofit ■■導入経緯■■ マルト建設(株) 執行役員 土木統括部長 赤城雅寛さん 当社では、スマートコンストラクション開始当初の2015年4月よりICT建機を積極的に活用しています。今回は、PC200iに加えてPC200iでは入れない狭い箇所にレトロフィットキット装着のPC128USを導入しました。PC128USiよりも安価で導入できることとPC128USi同様にスマートコンストラクションアプリで施工履歴が確認できることに魅力を感じました。進捗管理はドローンを活用できれば良かったのですが、積雪が多い地域のためドローンの活用ができない可能性が高かったため、ICT建機の施工履歴を活用しようと導入を決めました。
■■導入効果■■ マルト建設(株) オペレータ 宍戸誠さん PC200iとレトロフィットキット装着PC128US、どちらも操作をしました。PC200iはマシンコントロールの自動制御機能によってバケットが設計面で止まるため、楽に綺麗な仕上がりにすることができて満足でした。また、レトロフィットキット装着のPC128USは、マシンガイダンス機能でオペレータの技量は必要となりますが、キャビン内のモニタに切り出し位置や設計面までの高さが表示されて確認ができるので、掘り過ぎる心配がなく機械に乗り降りする負担が軽減されました。従来施工の場合、丁張り設置に3日はかかりますが、ICT建機の導入で丁張りが不要となり時間と手間が大幅に軽減されて施工が早く進みました。また、手元作業員が建機の傍で確認する必要がないので、安全な作業となりました。 マルト建設(株) 執行役員 土木統括部長 赤城雅寛さん 高齢化で作業員不足が問題となっている昨今、レトロフィットキットは安価で導入ができ、生産性向上にも繋がるため素晴らしいと思いました。
掲載月:2021年3月