代表取締役 新井正和さん
現場代理人 貫井忠浩さん
■いきいき■ 社員みんながいきいきと やりがいを持って働ける企業を目指す ■創造■ 常に新しい技術・工法に意欲をもって研究し、創造していく底力のある企業を目指す ■貢献■ 地域の安全・安心に貢献し、 必要とされる企業を目指す
■■現場詳細■■ 神奈川県 横浜市 横浜市北部地域の交通利便性の向上と交通機能の強化のため、幹線道路を整備する工事 【施工土量】本線舗装 約5,800m² 【ICT建機】 GD405(ICT施工機器装着車) ■■導入経緯■■ 新栄重機土木(株) 代表取締役 新井正和さん 数年前からICT活用工事が推奨されていることもあり、時代の流れとしてICT建機の導入は必然と考えていました。導入コストが高いという点で懸念もありましたが、今後の人手不足や熟練オペレータの減少、女性や若手が経験を積む現場が少ない都市土木の現状を見通せば、コストありきではない価値がICT建機にはあると思いました。今回の現場でもICT建機の導入を前提に担当営業の方に相談していたことや、現場代理人からの「ICTモーターグレーダが有効の可能性有り」との意見を拾ったこともあり、導入に踏み切りました。
■■導入効果■■ 新栄重機土木(株) 現場代理人 貫井忠浩さん 通常のモーターグレーダで施工する場合、水糸を張ったり、高さを見たり、スプレーで印を書いたりと、2、3名の補助作業員が常に建機の周りについて作業をします。ICT建機では3次元設計データに合わせて刃先の高さが自動制御されるので、補助作業員無しでも高精度での施工が可能となり、建機の周りに誰もいないという、これまでは考えられなかった光景を目の当たりにしました。おかげで建機の可動域に作業員が入ること無く、安全確保や人件費の削減、作業日数の短縮に繋がりました。 新栄重機土木(株) 代表取締役 新井正和さん 今回の導入で、ICT建機が生産性向上に有効なことを改めて理解しました。これからはICT建機の活用が当たり前になるため、活用経験を重ねていくことが必須と考えていることや、スマートコンストラクションは我が社の経営理念に沿った未来の工法と位置付けていることから、今後の導入も前向きに考えています。
掲載月:2021年2月