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- #490 ICT施工でライオンの放飼場を自然に近い遊び場に!
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面倒な丁張り作業を
簡単に済ませたい■■現場詳細■■
東京都 日野市
動物公園内にあるライオンの放飼場の整備工事
【施工土量】
盛土2,000m³
切土2,000m³
【ICT建機】 PC128USi
■■導入経緯■■
眞生工業(株) 奥原保昭さん
この現場は、動物公園内にあるライオンの放飼場を造成する工事です。この現場を入札する前に、社員から「丁張りを設置しなくても造成できる建機があるので、今後導入したほうがいいのではないか」という話があったところ、ライオン放飼場整備工事を受注しました。この工事を従来機で施工する場合、多くの丁張りを設置するため、かなりの時間と工程がかかってしまいますが、ICT建機を導入すれば丁張りが不要となり、施工がより正確・迅速になるのではと思い、導入してみようということになりました。 -
奥原保昭さん
東京都
眞生工業(株) 様2000年12月12日 設立
東京都日野市に拠点を置き、
官庁発注の土木工事・建築工事を
メインに手掛けている。
掲載月:2021年1月
複雑な造成でも
丁張りいらずで作業も楽々■■導入効果■■
眞生工業(株) 奥原保昭さん
この現場が完成するとライオンを放し飼いするスペースとなるので、住宅地を造る時のような人工的な形ではなく、自然に近い形を作らなくてはなりませんでした。そうなると丁張りだけでは測れない箇所も出てきてしまいますが、今回スマートコンストラクションを導入したことにより、作りたい形がすべて3次元設計データで確認できるので、その心配は少なくなりました。従来施工であれば多くの丁張りを設置しなくてはならない現場でしたが、面倒な丁張り設置が不要となったので、造成がスムーズにできましたし、建機の刃先が設計面で止まってくれるので、掘り過ぎを防ぐことができて驚きました。また、手元作業員が不要になったので建機に作業員が近づくことがなくなり、オペレータも安心して掘削作業ができたと話していました。この現場は複雑な形が多い現場だったので、ICT建機の魅力を十分に実感できたと思います。条件が合えば今後もいろいろな現場で使ってみたいと思います。
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