会長 佐々木典博さん
オペレーター 原輝行さん
地元のこども達、そしてふるさとを心から愛する中津川建設協会青年会 毎年、中津川市内の小・中学校において、生徒と共に汗を流して、グランドの整備や用水路の修繕を行うなど地域社会に対する奉仕活動を行っている。
岐阜県中津川にある小学校のグランドで、【ICT建機の特別授業】が開催された。中津川建設協会青年部様による地域社会に対する奉仕活動として、小学校のグランドをICT建機で整備する現場見学会に5年生の児童が参加。中津川建設協会青年部様は中津川市内の17社で成り立っており、日頃から建設業就業者の高齢化や若年入職者の減少について気にされていたそうだ。ICT建機導入の経緯を会長の佐々木典博さんに聞いた。「この小学校のグランドは水はけが大変悪く、雨水が溜まりやすい状態でした。『何とかこども達の為に』との思いで、市の教育委員会と共に行動しました。奉仕活動は毎年開催していて、今年はこども達に間近で最新のICT建機や測量機器を見てもらうことで少しでも建設業界に興味を持ってもらえれば!とも思い実施しました。」と話した。会員の中にも、以前ICT建機を使用した方がおり、その方からの勧めもあったそうだ。
ICTブルドーザのオペレータ、原輝行さんに施工した感想を聞いた。「水はけを考えて、わずかな傾斜をつけて施工します。3次元データを活用するICTブルドーザのグランド整備に、最初は半信半疑でした。ブレードが上がったり、下がったりと、自動でどんどん整備されていきました。1日で終わっちゃったのには驚いたね。」と話した。当初は約3日間の施工を予定していたそうだ。【ICT建機の特別授業】に参加した5年生は47名。建設業界の今(i-Construction)の説明やドローンによる測量、そして3次元データを活用したグランド整備を間近で感じた。参加したこども達からは、「おもしろかった。ありがとうございました。」との声が上がり、未来の建設業界に期待が持てる活動だと感じた。
掲載月:2016年9月
地元のこども達、そして ふるさとを心から愛する 中津川建設協会青年会 毎年、中津川市内の小・ 中学校において、生徒と共に 汗を流して、グランドの整備や 用水路の修繕を行うなど 地域社会に対する奉仕活動 を行っている。