建設・交通事業部 監理技術者 足立真也さん
3年連続で工事成績優秀企業として 認定されました! 社会に貢献できる企業となるために、 よりよい環境と創造的な技術をテーマに 全力を尽くしています。
■■現場詳細■■ 広島県 一級河川太田川の大芝地区河川維持工事 【施工範囲】 河川34,500m² 【施工土量】 掘削24,200m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 宮川興業(株)建設・交通事業部 監理技術者 足立真也さん 今回の現場は広島県を流れる一級河川、太田川での掘削施工でした。掘削工事では、掘削した土砂の搬出計画や作業をする人員の手配など、手間と工数が掛かります。ペイロードメータを使用すると掘削した土量を簡単に把握でき、ICT建機で得られた情報が素早くスマートコンストラクションアプリに反映されるので、測量から検査までの全工程を一元管理できて、安全で効率の良い掘削施工を進められると考え導入することに決めました。また、サポート体制が充実しており、導入後の操作方法や技術のサポートなど安心して施工を進められると感じました。
■■導入効果■■ 宮川興業(株)建設・交通事業部 監理技術者 足立真也さん ICT建機を導入したことで、従来施工では3人で10日間かけて行っていた掘削高を管理するための丁張り作業が無くなり、建機に作業員が近づくリスクもなくなったことで安全に作業を進めることができました。また、余った人手を他の作業へ回すことで生産性向上にも繋がりました。 ペイロードメータやスマートコンストラクションアプリを利用したことで、現場に行かなくても事務所のパソコンでICT建機の施工履歴データから点群データを取得し施工進捗状況や高さの管理まで容易にできたので、安全の確保だけでなく施工の管理も大変楽になりました。現場の施工履歴を活用し、概算での出来形進捗も簡単に作成することができ大満足でした。 掘削工は安全確保が課題となる作業も多いため、今後ますます進化するICT建機の技術で、より安全に安心して施工ができるようになることを期待したいです。
掲載月:2020年12月