工事課 課長 森俊樹さん
創業 1926年 企業理念 『一人ひとりが会社の主役』 『一致団結』 これからも頼られる 地域の建設業者として 貢献して参ります。
■■現場詳細■■ 福島県須賀川市。除染仮置場として使用していた田んぼを元に戻すために整地する工事。 【施工範囲】 面積 3,000m² 【ICT建機】D37PXi ■■導入経緯■■ (株)赤羽組 工事課 課長 森俊樹さん 今回は畦畔の幅や高さ、起伏が非常に大きい現場でした。表土をいじると土は少なくなってしまうので、現場にある土だけで無駄なく整地していきたいという目標がありましたが、工期が短く時間が無いので効率良く施工を進めなければなりませんでした。そこで、今回は3次元設計データの作成をしなくても、ICT建機内のモニタ画面上で任意の高さを基準とした無限平面データを作成すれば、丁張り不要で容易に整地ができるという工法があると知り、魅力を感じました。加えて、ICT建機で効率良く作業が進めば、さらに労務費の削減にも繋がるだろうと期待を込めて導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)赤羽組 工事課 課長 森俊樹さん ICTブルドーザを操作したのは、熟練オペレータではありませんでしたが、前進後進の操作のみでブレードが自動で制御されて高精度な施工ができるので、乗り始めてすぐに楽だと言っていました。ブレード制御は、最初に設定した高さだけではなく、オフセット機能を使用するとミリ単位で設定を変更することができるので非常に便利でした。また、丁張りを設置する作業員と高さを確認する手元作業員が不要となり、ICTブルドーザとオペレータだけで3,000m2の整地が1日で完了しました。3日はかかると想定していた稼働時間を短縮できたことが、結果的に労務費の削減にも繋がりましたので大満足でした。 また、安全面でも建機の周りに人がいないので接触リスクの心配が無くなり、安心して作業することができました。人手不足の解消と工期短縮が実現できたので、今後もICT建機を使用したいと思います。
掲載月:2020年12月