技術課長 植屋友之さん
大正2年4月 創業 大正2年からの創業以来、 当社では 常に皆様のご要望にお応えして、 幅広いモノづくりを 提供するとともに、 災害時の復旧活動や 皆様のライフラインの整備を中心に インフラ整備をしてまいりました。 地元に根付き、社会に貢献し、 皆様に信頼される会社を目指しております。
■■現場詳細■■ 鹿児島県 総合流域防災河川工事 2019年7月の豪雨災害により河川堤防が決壊したため、川の流量を確保するために川幅を広げる工事 【施工土量】 掘削 4,000m³ 法面整形 1,200m² 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】 PC200i ■■導入経緯■■ (株)西別府弘組 技術課長 植屋友之さん 今回の現場は小規模で土量も少なかったので、当初ICT施工は考えていませんでしたが、法断面の勾配が変化する2段目への丁張り設置が困難で、うまく丁張りを設置できたとしてもオペレータから見えない部分が必ず出てしまうような状況でした。そのような課題を解決できないかと考えていたところ、担当者からICT建機であれば丁張りの設置が困難な箇所もICT建機内のモニタ画面に表示される3次元設計データを元に施工できるという話を聞き、オペレータの確認作業が軽減されることも期待し、導入することを決めました。
■■導入効果■■ (株)西別府弘組 技術課長 植屋友之さん 今回の現場は法面整形後の2段目にブロックマットを設置する工程がありました。従来施工では丁張り設置が困難なため一気に掘れず、横断ごとに切出し位置を決めて掘削し高さの確認作業を繰り返し行い、法面整形後にブロックマットを設置する段取りでした。PC200iを導入したことで、建機内のモニタ画面上の3次元設計データで高さを確認しながら施工を進められたため、掘削作業とブロックマット設置作業を平行して行うことができました。その結果、2週間の工期の予定を10日ほどで終わらせることができ、法面整形だけで見ると2断面あったにもかかわらず1/2の工期で仕上げることができました。また、オペレータが勾配確認作業でICT建機に昇降する回数が減り、丁張りが削減されたことで作業範囲内に手元作業員が入ることもなくなったので、建機との接触リスクや転倒リスクも大幅に減り、安全性も向上しました。当初は初めてのICT施工で不安でしたが、切土法面をPC200iで施工して大正解でした。今後も時代の変化に対応すべく、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいです!
掲載月:2020年11月
大正2年4月 創業 大正2年からの創業以来、 当社では 常に皆様のご要望にお応えして、 幅広いモノづくりを 提供するとともに、 災害時の復旧活動や 皆様のライフラインの整備を中心に インフラ整備をしてまいりました。 地元に根付き、社会に貢献し、 皆様に信頼される会社を 目指しております。