作業所長 鉢呂朋彦さん
六田浩一さん (槙運輸機工(株)様)
設立 昭和38年11月 地球(ガイア)に優しい 高度な技術(アート)と、 豊かな発想力を通じて、 人と自然が融和する 環境創造に寄与する。
■■現場詳細■■ 埼玉県 加須市 大型物流倉庫建設に伴う建築基礎工事 【現場範囲】敷地面積34,800m² 【施工土量】掘削25,600m³ 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ (株)ガイアート 作業所長 鉢呂朋彦さん 以前、コマツIoTセンタ 東京でのセミナで、建築現場でもICT建機が使えるという話を聞いてから興味を持っていました。今回の現場は施工期間や工程、土量がICT建機を試してみるのにちょうど良い規模だったことや、時代の流れに乗って、ICT建機を使っていかなければという思いもあったことから、導入を決定しました。初めての導入だったので、本当に工数を削減できるのか、どこまで精度が高いのかという不安もありましたが、建機で掘る前の墨出しの工程を省くことができれば、かなり楽になるだろうという期待もあり、半信半疑の導入となりました。
■■導入効果■■ (株)ガイアート 作業所長 鉢呂朋彦さん 従来施工の場合、墨出しの工程でラインを引くのに丸一日かかったり、建機が通過したり、雨が降るなどして消えてしまったラインを引き直したりと、大変時間がかかっていました。ICT建機では、墨出しが無くても建機内のモニタに映る平面図を見ながら施工ができ、建機のオペレータが墨出し作業の完了を待つ時間も無くなったことから、大幅な工数削減となり、非常に満足しました。また精度も、ほぼズレが無く、メインの根伐り掘削に加え、仮設道路をまっすぐ綺麗に敷くための位置出しにもICT建機を活用することができました。 槙運輸機工(株) 六田浩一さん 最初はICT建機は難しいのではと抵抗がありましたが、実際に乗ってみると操作が簡単で、一週間程で慣れて一人でも施工をサクサク進められました。今では従来施工には戻りたくない、このICT建機以外は乗りたくないと思うほどです。
掲載月:2020年10月