代表取締役 宮崎行生さん
創業 1968年 『創業50年、 地域に根差し明日を考える』 私たちは、土木・建築・舗装・水道などの事業を通し、生活の足元を支える社会基盤整備を行い、安全で快適な街づくり、地域の発展につながる街づくりを行います
■■現場詳細■■ 中学校グラウンド復旧工事 台風災害ごみの一時集積場所として利用していた閉校した学校の校庭を復旧する工事 【施工範囲】7,500m² 【施工土量】盛土1,400m³ 切土750m³ ■■導入経緯■■ (有)斎藤工業 代表取締役 宮崎行生さん 当社では、昨年の台風災害によって受注工事量が増加しているのにも関わらず、ベテランのオペレータが次々に引退してしまい、深刻な人手不足の問題に直面していました。そんな中、今回の現場では工期が予定よりも短くなったことから、工期の短縮に期待してスマートコンストラクションの導入を検討していたところ、今回の現場には3次元設計データを使用しなくてもICT施工が可能な工法があってピッタリだと聞き、課題だった工期短縮と人手不足問題も解消できるのではないかと期待して導入を決めました。
■■導入効果■■ (有)斎藤工業 代表取締役 宮崎行生さん 人手不足により今回の現場にはブルドーザでの整地作業経験のないオペレータを起用したため、少し不安がありました。しかしICTブルドーザは、複雑な操作が不要で、ブレードの高さをボタン1つで調整できるので、問題なく施工することができました。施工が早く進むことを見込んでダンプの台数を増やしたのですが、ダンプが足りなくなるほどの施工スピードで、その効率の良さにとても驚きました。従来施工では、油圧ショベルでグラウンド全面を鋤取りした後、山砂を入れて平らに均し、転圧をかけて、丁張りを設置して測量する必要がありました。しかし、スマートコンストラクションを導入することで、それがICTブルドーザ1つで仕上りまで完了させることができましたし、1ヶ月だった工期予定が半月に短縮しました。人員も約半数で施工ができて、課題だった工期短縮も人手不足問題も解消しました。今後ICT施工がさらに普及し、より多くの現場が効率化されることを願っています。
掲載月:2020年10月
創業 1968年 『創業50年、 地域に根差し明日を考える』 私たちは、土木・建築・舗装・水道などの事業を通し、生活の足元を支える社会基盤整備を行い、安全で快適な街づくり、地域の発展につながる街づくりを行います。