代表取締役社長 手塚則博さん
工事課長 工藤義人さん
設立 1962年 これまでの信頼と実績をもとに 安く・早く・安全施工を モット―とし、 お客様に満足して頂ける 良い製品づくりに 日々努力しております。 ICT建機を多数保有し 各現場で使用しています。
■■現場詳細■■ 北海道 勇払東部地区厚幌導水路5区工区外一連災害復旧工事 地震により被災した導水路を復旧する工事 【施工内容】切土 【ソリューション】 SMART CONSTRUCTION Retrofit SMART CONSTRUCTION Pilot 【稼働建機】PC200 ■■導入経緯■■ (株)手塚産業 代表取締役社長 手塚則博さん 『建設現場の生産性革命』に向けて、ICT施工の先駆者となるべく、ICT建機を購入し、自社のトレーニングヤードを活用して勉強会を開催したり、3次元設計データの内製も行っています。当社は「関係会社様の『強力』企業になりたい」という思いから、新技術はどこよりも早く取り入れようと考えています。皆様に喜ばれる現場づくりを目指しつつ、会社の繁栄と、他社との差別化を図るべく、今回は新技術であるレトロフィットキットを実際の現場で使用し、効果を実証しようと試みました。
■■導入効果■■ (株)手塚産業 代表取締役社長 手塚則博さん レトロフィットキットを導入して、この現場ではマシンコントロールと変わらない精度での施工が実現しました。今回の現場では、実際に掘削してみないと導水路の位置がわからなかったため、設計の変更を余儀なくされました。従来施工では都度丁張りの設置が必要でしたが、その手間が省けましたし、手元作業員が不要になったため接触事故防止となり、作業の効率化が図れました。また、SMART CONSTRUCTION Pilotを活用することでパソコンやタブレットから施工履歴の管理ができますし、サポートセンタが困りごとを遠隔でサポートしてくれるので安心して施工を進められました。今後当社ではレトロフィットキットの購入も考えています。自社で保有している従来機にレトロフィットキットを装着することでICT活用工事にも幅広く対応し、従来機の汎用性も高くなると考えています。今後より一層現場の生産性が向上することを期待しています。
掲載月:2020年10月