工事部 土木課 係長 小林哲也さん
1975年 創業 経営理念 「地域社会に貢献し、 地域と共に発展する企業」
■■現場詳細■■ 北海道 経営体中小屋地区42工区 農作物の収量や農作業効率を向上させるために区画整理や暗渠排水を整備する工事 【施工範囲】整地工約7.9ha、 暗渠排水工約4.2ha、客土約4.6ha 【ソリューション】 Everyday Drone スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】 PC128USi D37PXi ■■導入経緯■■ (株)沢田建設工業 工事部 土木課 係長 小林哲也さん 若手の減少、労働力不足などが建設業界の課題となっている中、最新技術を導入することで若い方に興味を持ってもらえれば、という思いからICT建機の導入を検討していました。また、ICT建機を導入することで、準備の工程における人員とコストの削減にも繋がるし、Everyday Droneを導入することで測量工数の削減ができるのではないかと思い導入を決意しました。
■■導入効果■■ (株)沢田建設工業 工事部 土木課 係長 小林哲也さん 従来の施工では、工区毎に見出し棒を置き、積雪時期にはソリに見出し棒を乗せ、その場所まで行って確認していました。見出し棒の修正作業や、工事終了後の見出し棒の撤去の必要がなくなったので、工数と人員の削減に繋がりました。暗渠排水工ではオペレータの経験や技術が必要とされてきましたが、ICT建機を活用することで、暗渠排水工が未経験のオペレータでも正確な掘削ができました。導入をしたEveryday Droneでは、取得した点群データから現状を確認することができ、従来の測量方法では、数日かかっていた測量作業が、たった数分の作業で済みました。また、スマートコンストラクションアプリを使用することで、現場のイメージが湧き、共有できることがとても良いと思いました。ICT建機は使用した人だけが実感できる良さがありますね。若い方に興味を持ってもらえるような現場づくりをこれからも目指していきます。
掲載月:2020年8月